色彩感情の諸層

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    資料紹介

    1−色彩感情の分類
     無意識的から意識的まで、さまざまな水準の多様な性質の感情と結びつく色彩感情を、4つに分類してみる。
    ? 無意識的に身体全体の機能的な促進作用・沈静作用を及ぼす。
    ? 色彩の共感覚的印象には感情的雰囲気が随伴している。
    ? 慣習などによって色彩が記号として機能し、その意味に由来する色彩感情が生まれる。
    ? 個人的な体験のなかで色彩と感情が結びつき、主観性の強い色彩感情が形成される。
    2−色彩感情と身体
     ??は、身体的な、生理的な構造を基盤とし、生物学的存在として、色彩への感情的反応が決定しているものもあるだろう。集合的無意識のように、刺激(色彩)に対する反応の神経経路が、アプリオリ(先天的)に決定されていることも考えられる。
     また、人間は電磁波の特定範囲を可視光とし、色刺激を網膜の錐状体細胞で感覚的三原色に還元する。このような人間に特有な生理学的事実も、感情のあり方に影響を及ぼしているのではないだろうか。
    3−色彩感情と文化
     ?は、人間特有の文化的枠組みのなかで捉えられる色彩の感情的な反映である。人間の苦悩や欲望が、文化という装置のなかで表現のかたちを与えられ、色彩にも文化的意味や価値に添った感情が反映される。
    4−色彩感情の相互主観的客観性
     ?から?は、色彩感情を体験するのは個人であり主観的なのだが、相互主観的な客観性が存在する。その客観性には、生理学的、文化的な根拠が存在する。?も、個人は文化的社会的存在であり、体験内容も文化的なもの、生理学的なものの影響が反映されている。
     統合失調症(分裂病)者をはじめ、精神病者の捉える色彩と感情との関係には究極的な共通性がある。むしろ、健康な精神では気がつかない、普遍的な色彩の感情的効果を顕著な例として示しているともいえるだろう。

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    ◎色彩感情の諸層
    1-色彩感情の分類
     無意識的から意識的まで、さまざまな水準の多様な性質の感情と結びつく色彩感情を、4つに分類してみる。
    無意識的に身体全体の機能的な促進作用・沈静作用を及ぼす。
    色彩の共感覚的印象には感情的雰囲気が随伴している。
    慣習などによって色彩が記号として機能し、その意味に由来する色彩感情が生まれる。
    個人的な体験のなかで色彩と感情が結びつき、主観性の強い色彩感情が形成される。
    2-色彩感情と身体
     ①②は、身体的な、生理的な構造を基盤とし、生物学的存在として、色彩への感情的反応が決定しているものもあるだろう。集合的無意識のように、刺激(色彩)に対する反応の神経経路が..

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