ロジスティクスレポート

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    ロジスティクスとは
    -在庫管理の問題-
    今や高品質/低価格は当たり前である。品質や価格では差別化できない時代になってきている。市場ニーズを的確にスピーディに商品に反映させ供給するシステム・体制が必要になってきている。コストカットの次なるターゲットはロジスティクスである。
     ロジスティクスとは、原材料の調達から、生産を行い、最終消費者に至る一連のモノの流れを管理する考え方である。
    ロジスティクスの目標として、利潤を最大にするということが挙げられる。そして、利潤を最大にするという目標を達成するためには、費用を削減する、あるいはモノの流れに関するサービスの質を高めていく、という選択肢があるが、これらの2つの選択肢には時として「トレードオフ」の関係が生じる。具体的には、運送費と保管費である。これらの「トレードオフの関係」の中で最適値を見つけること、作り出すことが企業の収益増につながるのである。
    そして、サービスの質、必要なものが必要なときに入手できることと、そのためにかかる費用との間の関係、「在庫管理の問題」が主たる問題となる。つまり、「欲しいモノが欲しいだけ欲しいタイミングで最終消費者のもとに届く」ということが、サービスの質の面では望ましいし、必要である一方で、そのためには時として製品の保管(在庫)が必要になってきて、それには費用がかかってしまう。逆に、費用を削減しようとすると、上のようなサービスの質を下げなければいけない可能性もある。そうであるならば、どのようなタイミングでどの程度の在庫を持つ必要があるかということが問題となり、それがいわゆる「在庫管理」の基本にある問題だ。
    在庫管理の問題は、主としてひとつの企業の中での意思決定の問題として考えられるものである。しかしながら、最近ではサプライチェーンマネジメントという、垂直的な関係にある企業の間でのモノや取引などの流れを、最適化するという考え方が出てきた。この場合、ひとつの企業が直面する問題と比べて、取り組むべき問題がより複雑になってしまうのである。
    クリナップは、主としてシステムキッチンを提供する会社である。ロジスティクスないしは物流の管理に関しては、子会社のクリナップ・ロジスティクスという会社が担当している。
    この企業は「在庫を持たない」という特徴がある。
    かつてはこの企業も倉庫に製品を保管し、在庫を持っていた。在庫を持たないという仕組みを導入したのには、需要の減少と商品の多様化という背景がある。
    この企業が取り扱うシステムキッチンの需要は、新築の住宅数に依存している。ただ、ここ十数年の傾向として、新規の住宅着工数が減少しており、その分だけ、効率的な運営が必要になってきた。その際、在庫がどこかに滞留している状態は、それ自体利益を生まないだけではなく、保管することにともなう費用も発生してしまう。
    そして、需要そのものが減少していることに加えて、いわゆる「品目の多様化」ということも背景にある。顧客ごとに好むものが異なっている場合、そうしたニーズに対応しようとすれば、自ら様々な種類の製品を生産する必要が出てくる。その場合、もしそれらの製品を保管するということになると、同じ種類のものを保管する場合と比べて、多くの種類のものを「在庫」として保管することは、より多くの費用がかかる。
     このような背景によって、この会社はCPSというシステムを開発し、運営するに至っている。これは、顧客からの発注を受けてから生産をするわけで、商品はすべて受注後の生産で在庫は発生しない。もちろん、大量に生産して、保管して顧客に届ける

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    ロジスティクスとは
    -在庫管理の問題-
    今や高品質/低価格は当たり前である。品質や価格では差別化できない時代になってきている。市場ニーズを的確にスピーディに商品に反映させ供給するシステム・体制が必要になってきている。コストカットの次なるターゲットはロジスティクスである。
     ロジスティクスとは、原材料の調達から、生産を行い、最終消費者に至る一連のモノの流れを管理する考え方である。
    ロジスティクスの目標として、利潤を最大にするということが挙げられる。そして、利潤を最大にするという目標を達成するためには、費用を削減する、あるいはモノの流れに関するサービスの質を高めていく、という選択肢があるが、これらの2つの選択肢には時として「トレードオフ」の関係が生じる。具体的には、運送費と保管費である。これらの「トレードオフの関係」の中で最適値を見つけること、作り出すことが企業の収益増につながるのである。
    そして、サービスの質、必要なものが必要なときに入手できることと、そのためにかかる費用との間の関係、「在庫管理の問題」が主たる問題となる。つまり、「欲しいモノが欲しいだけ欲しいタイミングで最終消費者のもと..

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