上海の国有資産国有企業改革に外資を導入の現状と今後

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    資料紹介

    一.上海の国有資産国有企業改草の現状
    1993年7月、上海では国有資産の専門管理機構 上海市国有資産管理弁公室が設立され、市の国有資産管理体制の枠組みが初歩的に築かれた。去年、中国共産党第十六回全国大会の精神の下で、国務院の『国有資産監督管理暫定条例』の規定に基づき、上海市国有資産監督管理委員会が設立され、上海市政府を代表して、市の国有資産出資人の責務を履行し、「人員、事務と資産」の統合管理を実現させた。
    十数年にわたる国有資産管理体制の研究、模索と実践を通して、上海は国有資産国有企業の改革、国有経済構造の調整などの面において、速い発展を遂げた。総じて見れば、主に以下の面に現れている。

    (一)国有資産の総量が健全かつ快速に成長する
    1995年末におよそ1549億元だった上海の地方国有経済の総量は、2003年末現在、6200億元余りまで成長し、八年間で3倍も増えた。そのうち2003年上海の地方国有経済は2002年より12.9%あがった。
    何年もの調整と誘導を通して、上海の地方国有経済の分布と構造の合理化が進み、第二次産業と第三次産業が共同で経済発展の原動力となる枠組みとなった。国有企業所有権制度の改革には大きな突破が見られ、2003年多元的投資の主体となる国有企業が59%の企業国有資産を占め、前年より11%増えた。

    (二)国有企業構造改革のテンポが絶えず加速する
     2003年、上海市に所属する921社の大中型国有企業のうち、667社が構造改革を済ませ、一年間で国有株を有する31社の上場企業が協議譲渡、資産置き換えなどの形式で、資産の組み換えを行い、関係する資金総額は115.22億元だった。3社の企業が増資、新株発行などの方式で合計32億元の資金を集めた1。

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    上海の国有資産国有企業改革に外資を導入の現状と今後
     
    一.上海の国有資産国有企業改草の現状
    1993年7月、上海では国有資産の専門管理機構
    上海市国有資産管理弁公室が設立され、市の国有資産管理体制の枠組みが初歩的に築かれた。去年、中国共産党第十六回全国大会の精神の下で、国務院の『国有資産監督管理暫定条例』の規定に基づき、上海市国有資産監督管理委員会が設立され、上海市政府を代表して、市の国有資産出資人の責務を履行し、「人員、事務と資産」の統合管理を実現させた。
     十数年にわたる国有資産管理体制の研究、模索と実践を通して、上海は国有
    資産国有企業の改革、国有経済構造の調整などの面において、速い発展を遂げ
    た。総じて見れば、主に以下の面に現れている。
    (一).国有資産の総量が健全かつ快速に成長する
    1995年末におよそ1549億元だった上海の地方国有経済の総量は、2003年末現在、6200億元余りまで成長し、八年間で3倍も増えた。そのうち2003年上海の地方国有経済は2002年より12.9%あがった。
     何年もの調整と誘導を通して、上海の地方国有経済の分布と構造の合理化が進み、第二次産業と...

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