既判力が及ぶ範囲について

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     既判力とは、前の確定裁判でその目的とした事項に関する判断につき、当事者は後の裁判で別途争うことができず、別の裁判所も前の裁判の判断内容に拘束されるという効力、すなわち前の裁判における判断内容の後の裁判への拘束力のことをいう。その趣旨は、終局判決が紛争解決基準であると尊重することで、紛争の蒸し返し防止が図れる点である。では、厳密にどの時点で既判力を判断するかというと、事実審の口頭弁論終結時までに提出した資料を基礎としている(民事執行法第35条2項参照)。この時点を既判力の標準時と言い、具体的には次のことを意味する。既判力の標準時前に存在した事由でもって既判力ある判断を争うことは許されない(遮断効)や既判力の標準時後に発生した事由を主張して、既判力ある判断を争うこと(現在の法律関係が標準時における法律関係と異なることを主張すること)は許される。
    そこで上記説明の上、既判力が果たしてどの程度、他の裁判所や第三者等に及んでくるのかを以下に説明する。
     既判力の効力として積極的効力と消極的効力とがある。

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     既判力とは、前の確定裁判でその目的とした事項に関する判断につき、当事者は後の裁判で別途争うことができず、別の裁判所も前の裁判の判断内容に拘束されるという効力、すなわち前の裁判における判断内容の後の裁判への拘束力のことをいう。その趣旨は、終局判決が紛争解決基準であると尊重することで、紛争の蒸し返し防止が図れる点である。では、厳密にどの時点で既判力を判断するかというと、事実審の口頭弁論終結時までに提出した資料を基礎としている(民事執行法第35条2項参照)。この時点を既判力の標準時と言い、具体的には次のことを意味する。既判力の標準時前に存在した事由でもって既判力ある判断を争うことは許されない(遮断..

    コメント1件

    avantgarde 購入
    大変参考になりました。有難うございます。
    2007/01/30 17:12 (9年10ヶ月前)

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