工業都市・浜松市の地域産業の発展過程と現在

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    本レポートでは、工業都市として、航空自衛隊基地所在地として、静岡県最大の都市としての浜松市の発展過程を地理・産業・人口の面から多角的に分析し、政令指定都市を目指す現在と将来のビジョンについて検討したい.
    浜松市への周辺地域合併を進めた天竜川浜名湖地域合併協議会によると、政令指定都市への理由として以下の4点を挙げている。
    1. 行政事務サービスの充実・強化
    2. 財政基盤の強化
    3. 都市の格付け向上
    4.市民サービス向上
    さて、こうしたメリットを想定した上で、浜松市は「環境と共生するクラスター型政令指定都市」を目指すという。このクラスター型政令指定都市について、前出の合併協議会の第一回会議では次のようにまとめている。
    1.環浜名湖地域の自然環境との共生
    2.産学官の連携、地域資源の融合、地域特性の活用による産業の活性化
    3.広域的視点に立った計画の推進、各地域資源の相互補完
    4.地域の歴史・文化・生活を尊重した個性豊かな分権型都市
     これらの都市ビジョンはやや陳腐な感が否めないが、今後持続的に成長するために最低限の枠組みが整ったと言えるだろう。たとえば、浜松市には7つの大学が設置されているが、そのうちまともな学生集致力を有するのは工学部で知られる静岡大と、国立大学法人の浜松医科大の2学に限られ、産学連携の範囲は現時点では限定的である。学生の確保と企業からの評価の確立が、浜松の大学運営に求められる。
     さらに、「産」に注目すると、代表産業である輸送機器の競争力を維持することはもちろん、輸送機器以上の成長を見込める光電子産業、精密機器産業を「浜松ブランド」としてさらに知名度を上げるべく、今後の新しい浜松市の政策的な支援が必要である。

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    テーマ 工業都市・浜松市の地域産業の発展過程と現在
    1.はじめに
    東海工業地域の中心で、戦時中の軍需産業から発展した工業都市として知られ、自動車産業のス
    ズキ・ホンダ、楽器メーカーのヤマハ・河合、そして世界的にも最先端光学技術を擁する浜松ホト
    ニクスなど、名だたるメーカーの拠点として静岡県の産業を支えている。
    松市の発展過程を地理・産業・人口の面から多角的に分析し、政令指定都市を目指す現在と将来の
    ビジョンについて検討したい
    2.地理的状況と産業連関
    浜松市の地理的特徴は、なんと言っても東京と大阪のほぼ中間点に位置する空間的位置に尽きる
    高まった昭和 31 年に佐久間ダムが竣工した。この佐久間ダムは戦後初の重力式コンクリートダム
    として知られ、水力ダムとしては年間発電量が日本一(13 億 kWH )である。この佐久間ダムが東
    海地方の高度経済成長を支えたのは言うまでもない。
    21 年、浜松駅
    が開業。昭和 39 年には東海道新幹線が開業とともに浜松駅に停車するようになる。その後昭和 55
    年からは新幹線「ひかり」号が一部停車するようになり、平成 15 年に「ひかり」停車本数..

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