病棟保育士の仕事

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    (1)病院での保育士としての役割
     病院に入院する子ども達は、入院生活という今までの日常生活との変化や、未知のものを体験するという恐怖、両親との分離により非常に心理的混乱に陥っています。主な反応は、自傷行為や破壊的な行動、コミュニケーションの減少、慢性的な緊張、不安、落ち着きがないなどの行為がみられます。せっかく体の病気が治ったのに、心の方に新たな傷を作って帰ってしまうということが非常に多いのです。
     それを改善していこうということで生まれたのが私達の仕事である病棟保育士です。この取り組みはアメリカで発達したのですが、本場アメリカではチャイルド・ライフ・スペシャリストという名前で親しまれています。このライフという単語に注目してください。皆さんもご存知のように、このライフという言葉は「人生」や「生涯」と訳されます。他にも、「生命」「寿命」、「生活」「暮らし」等と訳されることもあります。そこで今回注目して頂きたいのは、ライフには「生き甲斐」や「元気」「活気」という訳もあるということです。これは、病棟保育士にとってとても重要な言葉で、これを病児から引き出すことこそが私達の仕事なのです。
     先程説明したように、入院する子ども達は治療という未知の世界にただでさえ恐怖を抱いているのに信頼している家族からの離脱、生活の変化に心を閉じざるをえません。そこで、その不安を少しでも取り除き明るい心を育て、元気や活気、さらに生き甲斐をもう一度取り戻すために、治療行為とは全く関わらないただ遊びを提供し心の支えとなるのが病棟保育士の役割なのです。つまり、「遊びを通して子ども達の心を支える」ということが役割なのであって、病棟だろうが保育所であろうが変わらないということなのです。

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    病棟保育士の仕事
    (1)病院での保育士としての役割
      病院に入院する子ども達は、入院生活という今までの日常生活との変化や、未知のものを体験するという恐怖、両親との分離により非常に心理的混乱に陥っています。主な反応は、自傷行為や破壊的な行動、コミュニケーションの減少、慢性的な緊張、不安、落ち着きがないなどの行為がみられます。せっかく体の病気が治ったのに、心の方に新たな傷を作って帰ってしまうということが非常に多いのです。
      それを改善していこうということで生まれたのが私達の仕事である病棟保育士です。この取り組みはアメリカで発達したのですが、本場アメリカではチャイルド・ライフ・スペシャリストという名前で親しまれています。このライフという単語に注目してください。皆さんもご存知のように、このライフという言葉は「人生」や「生涯」と訳されます。他にも、「生命」「寿命」、「生活」「暮らし」等と訳されることもあります。そこで今回注目して頂きたいのは、ライフには「生き甲斐」や「元気」「活気」という訳もあるということです。これは、病棟保育士にとってとても重要な言葉で、これを病児から引き出すことこそが私達..

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