ダイエーにみる、迷いの組織改革

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    資料紹介

    チェーンストア形式による総合小売商としてわが国の流通革命を巻き起こした、株式会社ダイエー。同社は1957年に設立されたわが国を代表する総合流通企業であった。また、同社はわが国において先進的なチェーンストア方式での店舗展開を進め、高度経済成長期に消費者の味方として「良い品をより安く」という流通革命を巻き起こし急成長を遂げていった。ダイエーのビジネスモデルは、中内氏をトップにした中央集権体制を元にして、店舗の土地のキャピタルゲインを元にした新規店舗開発、さらに急速に広げた店舗網で実現されたバイイングパワーを背景にしてNB企業への仕入れ交渉の末に低価格差別化で他店を圧倒してきた。その後、1973年に大店法が制定されると出店スピードは鈍化し、事業多角化や流通企業他社のM&Aに乗り出すようになった。しかし多角化の弊害などから82年から3期連続の連結赤字を記録。この問題を改善するために、85年からV革命作戦(在庫水準30%圧縮、ロス40%減少、売価変更50%)を河島副社長の下に推進し、一定の成果を挙げた。
     その後90年代に入り、ダイエーはバブル崩壊の煽りを受けて財務状況が急速に悪化。さらに既存店舗の業績の低迷が発生。それまで評価されてきた全国一律型のチェーンオペレーションや中央集権型仕入れ体制などが問題視されるようになった。そこで、同社は96年にカンパニー制度を導入するに至った。その後様々なグループ再編を経て、01年にはわずか5年でカンパニー制度を廃止している。ダイエーにとってのカンパニー制度とは何を意味し、どのように効果が認められたのか。もしくは全く意味を持たなかったのか、だとすればどのような原因が考えられるのか、検討する。

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    ダイエーにみる、迷いの組織改革
    -カンパニー制度に逃げる経営の問題-
    ダイエー迷いの組織改革
    本金 565億円 従業員 9,604名 店舗数 254店 営業収益 1兆3,081億円 ダイエーの沿革
     ダイエーは、1957年に設立されたわが国を代表する総合流通企業である。わが国において先進的なチェーンストア方式での店舗展開を進め、高度経済成長期に消費者の味方として「良い品をより安く」という流通革命を巻き起こし急成長を遂げていった。ダイエーのビジネスモデルは、中内氏をトップにした中央集権体制を元にして、店舗の土地のキャピタルゲインを元にした新規店舗開発、さらに急速に広げた店舗網で実現されたバイイングパワーを背景にしてNB企業への仕入れ交渉の末に低価格差別化で他店を圧倒してきた。その後、1973年に大店法が制定されると出店スピードは鈍化し、事業多角化や流通企業他社のM&Aに乗り出すようになった。しかし多角化の弊害などから82年から3期連続の連結赤字を記録。この問題を改善するために、85年からV革命作戦(在庫水準30%圧縮、ロス40%減少、売価変更50%)を河島副社長の下に推進し、一定の成果を..

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