外来語の功罪

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     現状では、公共性の高い場面でわかりにくい外来語が、無造作に多用され、必要な情報の共有や円滑なコミュニケーションに支障が生じている。これはもはや功罪の「罪」に含まれてよい。2003年に国民各層から無作為に抽出して行った「外来語に関する意識調査」では、「外来語・略語の意味がわからずに困った経験の有無」について尋ねている。結果は驚くことに「しばしばある」「時々ある」と答えた人がほぼ5人に4人に達したのである。普段の言語生活を振り返って、これだけ多くの人が外来語や略語に対する困惑を表明しているという事実は無視できない。何らかの対策を講じる必要があると強く示唆している。
     では、日本語には現在、外来語はどれくらいあるのだろうか。またその増え方はどのようなものなのだろうか。外来語を和語、漢語、混種語と並べて比較したとき、国語辞典に載るような規範性の高い言葉では、外来語は全体の9%であるのに対して、様々な分野の生き生きした話題や情報を載せる雑誌では、外来語は訳35%という高い割合を占めていることがわかった。この現代の雑誌の調査結果を1956年刊の雑誌を比較すると、その間に外来語が飛躍的に増加してい..

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