象徴天皇制のあるべき姿

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    資料紹介

    はじめに
     憲法の判例についての勉強を一通り済ませたところで、最も気になったのが、天皇制であった。現憲法下では当然のように認められている自由も平等も、天皇制ではかなりの部分が制限されていたからである。日本社会の大部分では認められているものが、この領域では認められていない。このような制度が、今もなおまかりとおっていることが、私にはどうも譜に落ちない。
     学会でもこれまでは天皇制について活発に論じられることはあまりなかったし、マスコミも「自粛ムード」を引きずって、天皇制を取り上げることはほとんどないと言って良いだろう。そして何より一般国民が、天皇制についてはただ慢性的に容認しているだけで、天皇制についての是非や、天皇制がどうあるべきかを積極的に考えようという意思を持っていないように思われる。
     このような現状を、私個人がどう意見したところで変えられるものではない。しかし重要なのは、一個人として天皇制についての考えをしっかりと持つことであり、天皇制は今のままで良いのか、本来ならばどうあるべきなのか、ということを突き詰めていくことであると考える。
     憲法を見てみると、その第一条に「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」とある。「日本国民の総意に基づく」と。
     では、現在「日本国民の総意」はどうなっているのか。今の状況では、なかなか見えてこない。
     私は、「日本国民の総意」の一端として、自分の意見を自分なりの観点から検証し、考察していきたいと考えるわけである。私個人としては、天皇制が今のままで良いとは考えないし、天皇制を廃止するべきであるとも考えない。ではどうあるべきなのか。

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    象徴天皇制のあるべき姿
    目次
    はじめに
    天皇制の歴史
    古代天皇制
    中世天皇制
    近代天皇制
    現代天皇制
    総じて
    日本国憲法の規定する天皇制
    連続性と断絶性
    象徴という地位
    天皇の権能
    皇位継承
    象徴天皇制の現実
    判例に見る問題点
    皇室典範に見る問題点
    種種の「慣行」上の問題点
    総じて
    おわりに
    はじめに
     憲法の判例についての勉強を一通り済ませたところで、最も気になったのが、天皇制であった。現憲法下では当然のように認められている自由も平等も、天皇制ではかなりの部分が制限されていたからである。日本社会の大部分では認められているものが、この領域では認められていない。このような制度が、今もなおまかりとおっていることが、私にはどうも譜に落ちない。
     学会でもこれまでは天皇制について活発に論じられることはあまりなかったし、マスコミも「自粛ムード」を引きずって、天皇制を取り上げることはほとんどないと言って良いだろう。そして何より一般国民が、天皇制についてはただ慢性的に容認しているだけで、天皇制についての是非や、天皇制がどうあるべきかを積極的に考えようという意思を持っていないように思われる。
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