歴史学(1分冊)~律令制的土地制度の崩壊~

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    律令制の基盤となっているものは公地公民制であり、すべての土地と人民は天皇に帰属するという制度である
    これは大化の改新によって発足した新しい政府が先進唐帝国に習いそれまでの豪族を中心とした政治から天皇を中心とした中央集権国家体制の確立を目指すために始めた制度である。
    大化の改新の翌年の六四六年に宣布された改新の詔は、公地公民としたうえで班田収受法によって戸籍を作成して公地を公民に貸し与え、そこから祖・庸・調の税や労役を負担させる内容のもので、唐の律令制度に習った儒教・法家の思想を基調とする中央集権国家の確立を図るものであった。公地公民の大原則は氏姓制度から律令制に移行する政治体制の大変革を示している。
    班田収授法の本格的な成立は、701年の大宝律令制定によるものである。大宝律令は飛鳥御原律令をベースに中国の永徽律令を参考に日本の実情に合わせて、海外事情や法典・学問に詳しい官人が律令編集の実務にあたってつくられたもので、日本ではじめて律と令がそろって成立した本格的な律令であった。
    班田収授制は、律令制の根幹をなす最重要の制度である。班田収授は6年に1度行われこれを六年一班という。同様に戸籍..

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