★理学療法・作業療法実習対策レポート★下腿骨骨折の基礎知識・発生機序・術式・評価・プログラム・治療

閲覧数1,858
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 34ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    下腿骨骨折の基礎知識
    1 発  生

    交通事故などでは直達外力で発生。

    スポーツなどでは、多くが介達外力で発生。

    コンタクトスポーツにおける転倒、スライディングの際には内旋・外旋骨折が多い。

    スポーツによる骨折では回旋力によるものが多いため、骨折型の特徴としては螺旋骨折か斜骨折になる場合が多い。

    スポーツによる骨折では横骨折は比較的少ない。

    とくにスキーで膝の内側支待機構損傷とともに増加傾向。

    またスキー滑降中の転倒によるスキー靴の直上で下腿骨骨折が発生する(boot top fracture)。

    スポーツ選手などによる疲労骨折もある(後述)。
    2 臨床症状・診断

    受傷直後に歩行困難。

    骨折した音を患者自身が聞いている場合が多い。

    下肢変形、局所の腫脹、強度の自発痛のため診断は比較的容易。

    確定診断はX線検査。

    合併する膝、足関節の靭帯損傷、軟部組織損傷のチェックにはMRIも有用。
    3 現場での応急処置

    骨折部の安定性を得るために、患部を固定することが最も急がれる。

    可能な限り、膝を軽度屈曲位で、大腿部から足先よでを副木固定する。

    RICEを実施しつつ、す...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。