★理学療法・作業療法実習対策レポート★下肢切断の概要・原因・評価・プログラム・アライメント・断端管理について

閲覧数3,443
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 59ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    下肢切 断

    下肢の切断部分による名称

     切断部位による名称は[1]に記す.切断部位の名称は,使用する義足の種類と関連している.

    また関節離断とは骨を切らずに関節の部位で切断をすることである.

     通常の切断端では体重を受け,支えることはできないが,特殊な切断法はそれが可能となる.そのような断端を末端支持断端という.
    各切断部位の特徴と問題点

    1.片側骨盤切断

     ハインドクォーター切断ともいう.骨盤は二つの寛骨と仙骨で形成されており,前方は恥骨結合で,後方は仙腸関節で連結されている[4].片側骨盤切断では,この二つの連結を切離して寛骨とともに一側下肢全体を切除してしまう〔5〕.

     この切断が選択されるのは,骨盤などの悪性腫瘍の場合が多い.外傷では片側骨盤切断に至るものは大変重症なものがものであり,致命的なものもある.そのほかには内臓の損傷をはじめ骨盤や四肢以外にも重大な損傷を伴っていることがほとんどであり,それが後にリハビリテーション上の問題点となることがしばしばある.

     義足を装着する場合,断端に体重を受ける骨がないため,同側の肋骨弓で体重を支えなければならない.したがっ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。