カウンセリング演習(設題1)

閲覧数1,291
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『カウンセリングの歴史と課題について述べ、これからのカウンセラーに必要な資質とは何か述べよ。』
    1 カウンセリングの歴史
    カウンセリングとは、広義に捉えると健康的で社会的な適応状態にあった人が、家族関係や学校や職業生活などの社会的活動において、何らかの問題を抱えて精神的・心理的な苦痛にある場合の心理的な相談援助である。
    また、カウンセリングと似た領域の中に心理療法・サイコセラピーというものがある。これは、神経症などの病理的な問題を抱えている人などを対象に援助をしていく方法である。以下に述べるカウンセリングという言葉は、広義に捉えたものではなく、もっと限定的に捉えたもので、クライエントの自己表現と自己理解の促進を中心に展開され、一定の理論や手続きを背景にしているものである。
    カウンセリングを行う目的は、クライエントの自己理解を深め、問題解決能力を引き出すことである。クライエントが自分の状態を認知的・精神的に十分表現でき、さらに現在抱えている問題を含めた「自己」というものをトータルに理解できるようになった時、現在の問題や葛藤を解決する力をクライエントが取り戻すことができるからである。その上...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。