下流社会とベネッセ調査の問題点

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    『下流社会』の問題点
    ①サンプルの偏り-首都圏の一部のみ-
     サンプルを東京と神奈川、埼玉、千葉のみからしか収集していないことは問題点の一つとして挙げることができる。この地域だけでは、日本全体を代表するものとは言えない。首都圏にサンプルが偏っていることは、都心における固定費用の高さという点で問題があると思われる。都心に住む若者は地方に住む若者よりも、実家から出てきて一人暮らしをしている割合が高いと思われる。それゆえ、都心の若者は地方に比べて高い家賃といった大きな固定費用を自ら負担している可能性が高い。この高い固定費用負担は、わずかな収入の違いでも余剰資金における大きな違いを生み出しやすくなる。そのため、階層意識は同世代との比較の結果生じると仮定すると、実家に住んでいるため収入のほとんどが余剰資金となる地方の若者に比べて、都心の若者は自分自身が下流階層であるという意識を持ちやすいと考えられる。したがって、このサンプルに地方の在住者を加えた場合、本書が示すデータよりも階層意識の格差は小さくである可能性がある。
    ②サンプル数の少なさ
     たしかに、2004年度における欲求調査において、各世代2..

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