メモリーシステム向けのスマッシュプログラム

閲覧数624
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    タグ

    経営経済マーケティング

    代表キーワード

    経営

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    メモリーシステム向けのスマッシュプログラム

     1970年6月の段階ではメモリーシステムにおけるPCMとの競争は重要視されていなかった。しかしながら、1971年にはディスクドライブの初期と同様の状況に陥っているとしてこの競争を重要視するようになった。IBMの社内メモにおいても、需要側や供給側、市場要因の3つの観点からメモリーへのPCMの進出の危険性が説明されていた。

     <IBMの対策>

     IBMはメモリー戦略の立案を目的としてタスクフォースを設置した。このタスクフォースは6カ月以内に発売が開始される370シリーズにおけるメモリー戦略を練ることに焦点を当てていた。これは、メモリーにおける競争が激化する前に360シリーズから370シリーズへの移行が進むと考えたためである。

    <技術的優位性>

    タスクフォースがはじめに考えたことは、自社が開発した技術がPCMとの競争を防ぐことができるのかという点であった。しかしながら、そういった技術開発は競争から守ってくれるものではないとタスクフォースは結論づけた。

    <価格>

    タスクフォースは自社のメモリー価格をPCMが利益を出せない水準まで下げる...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。