教育指導(中・高) 試験対策 学習ノート

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    資料紹介

    ■ フリーターの増加がどのような社会的背景から生じるものかについてまとめ、その対応について述べよ。
    ■ 教科教育と教科外教育とはどのような関係にあるのかについてまとめ、その構造と課題について述べよ。
    ■ 進路指導とは何かについてまとめ、進路保障の原理について述べよ。
    ■ 生徒指導の意義とは何かについて、実践的な事例をあげながら述べよ。
    ■ 中学・高校におけるいじめの構造とその特質についてまとめ、具体的な指導方法を述べよ。
    ■ 中学生や高校生に起きやすい問題行動には何があるか説明し、どのような点に注意して指導すればよいか具体的な事例と指導方法を述べよ。
    ■ フリーターの増加がどのような社会的背景から生じるものかについてまとめ、その対応について述べよ。
     フリーターが増加した要因は、大きくは、①雇用慣行の変化と、②若者の働き方に対する考え方の変化の2つにまとめられると考えられる。
    ①雇用慣行の変化
    バブル経済が崩壊した1990年代より、多くの企業はコスト削減にせまられ、正規雇用者を減らし、アルバイト・パートなど非正規雇用者を増やした。非正規雇用者を増やすことにより、社会保険やボーナス、福利厚生の面で、企業は人件費を削減できるからだ。また、企業は、非正規雇用者によって、その時々に必要な労働力を柔軟に調整できるというメリットもある。正規雇用者の割合が減ったことにより、正社員として就職したくてもできない人が増え、やむを得ずフリーターになる人が増えた。
    ②若者の働き方に対する考え方の変化
    日本は高度成長を遂げ、国民は総じて経済的に豊かになった。それにより、食べるために必死に働かなくとも、そこそこは生活ができるようになった。
    また、現代、産業構造の変化(製造業からサービス産業中心に)や、情報化の影響があいまって、多様な働き方の選択肢、多様な価値観が存在するようになった。
    これらの背景により、やりたいことがみつからないから、やりたいことをみつけるためにとりあえずフリーターとして働くという若者が増えた。
    ①のようにやむを得ずフリーターになる人の場合でも、希望の就職先に就職できないため、他を探すことなく安易にフリーターを選ぶこともあるだろう。
     フリーターとして働いた場合のデメリットは、収入や労働期間が安定していないことや、職業スキルが身についていかないことなどがある。フリーターをやめて定職につきたいと思ってもなかなか難しいことが多い。企業は中途採用では即戦力を求めるからだ。
     次に、高校の進路指導において、どのような対応が求められるかを述べる。
     進路を安易にフリーターに決定しようとする生徒に対して、まずは、上述のデメリットの情報を提供する必要がある。それをよく考えた上で、フリーターになるか否かの選択をするように促す。
     どうしても就職先が見つからず、やむを得ずフリーターの道を選ぶ生徒に対しては、将来のキャリア形成に対して少しでも役立つアルバイトなどの進路を探すように指導する。
    自己分析→どのような生き方、働き方?
    職業適性  しかしそればかりに固執するのはどうか?
    ■ 教科教育と教科外教育とはどのような関係にあるのかについてまとめ、その構造と課題について述べよ。
    ●教科教育
    知識や技能を修得する
    「知」
    カリキュラムにもとづき教科書がある
    ●教科外教育
    人格を完成させる
    「情」「徳」「体」
    教科書はない
    相互に影響を及ぼしあえる関係
    【教科外指導】
    教育の大きな目的
    「知的文化遺産の伝達」「人格の陶冶」
    → 知識や技能を習得することと同時に、広く人格を完成させよ

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    ■ フリーターの増加がどのような社会的背景から生じるものかについてまとめ、その対応について述べよ。
    ■ 教科教育と教科外教育とはどのような関係にあるのかについてまとめ、その構造と課題について述べよ。
    ■ 進路指導とは何かについてまとめ、進路保障の原理について述べよ。
    ■ 生徒指導の意義とは何かについて、実践的な事例をあげながら述べよ。
    ■ 中学・高校におけるいじめの構造とその特質についてまとめ、具体的な指導方法を述べよ。
    ■ 中学生や高校生に起きやすい問題行動には何があるか説明し、どのような点に注意して指導すればよいか具体的な事例と指導方法を述べよ。
    ■ フリーターの増加がどのような社会的背景から生じるものかについてまとめ、その対応について述べよ。
     フリーターが増加した要因は、大きくは、①雇用慣行の変化と、②若者の働き方に対する考え方の変化の2つにまとめられると考えられる。
    ①雇用慣行の変化
    バブル経済が崩壊した1990年代より、多くの企業はコスト削減にせまられ、正規雇用者を減らし、アルバイト・パートなど非正規雇用者を増やした。非正規雇用者を増やすことにより、社会保険やボーナス、福利...

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