コンピュータの処理速度をあげるには

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    資料紹介

    「コンピュータの処理速度をあげるにはどのような方法があるか、具体的な場合に即して延べよ。」
     コンピュータの処理速度をあげる方法を、以下1~5に述べる。
    1.高性能なCPUに取り替える
     CPU(中央処理装置)とは、データの処理や演算を行う装置であり、コンピュータの中枢部である。CPUがプログラムから命令を受け取り、命令を実行し、結果を返す。CPUの性能は、主に、クロック周波数により決まる。クロックとは、コンピュータ内部で各部品を同じタイミングで動作させるために出されている信号のことである。クロック周波数とは、クロックが1秒間に発生する回数のことで、単位はHzである。クロック周波数が高いほど、処理速度が速いといえる。厳密には、CPUのクロック周波数だけではなく、CPU外部回路のクロック周波数であるシステムバスクロック(FSB:フロントサイドバスともいう)の値も見る必要がある。システムバスクロックが同一という条件のもとでは、CPUの内部クロック周波数が高いほど、処理速度が速いといえる。
     CPUの構造面をみると、マルチコア構造のものが性能がよい。複数の処理装置を実装し、演算を分担させることにより、処理能力を高めている。
     CPU内部に設けられているキャッシュメモリにも注目したい。キャッシュメモリとは、CPUと

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    「コンピュータの処理速度をあげるにはどのような方法があるか、具体的な場合に即して延べよ。」
     コンピュータの処理速度をあげる方法を、以下1~5に述べる。
    1.高性能なCPUに取り替える
     CPU(中央処理装置)とは、データの処理や演算を行う装置であり、コンピュータの中枢部である。CPUがプログラムから命令を受け取り、命令を実行し、結果を返す。CPUの性能は、主に、クロック周波数により決まる。クロックとは、コンピュータ内部で各部品を同じタイミングで動作させるために出されている信号のことである。クロック周波数とは、クロックが1秒間に発生する回数のことで、単位はHzである。クロック周波数が高いほど、処理速度が速いといえる。厳密には、CPUのクロック周波数だけではなく、CPU外部回路のクロック周波数であるシステムバスクロック(FSB:フロントサイドバスともいう)の値も見る必要がある。システムバスクロックが同一という条件のもとでは、CPUの内部クロック周波数が高いほど、処理速度が速いといえる。
     CPUの構造面をみると、マルチコア構造のものが性能がよい。複数の処理装置を実装し、演算を分担させるこ...

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