福祉国家の基本構造と理念

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    「福祉国家」とはWelfare Stateの訳である。それは1930年代後半の「独裁的権力国家(Power State)」や「戦争国家(Warfare State)に批判・対抗する概念であり,また,福祉国家の理念を明確にし,戦後のイギリスの福祉国家政策を方向づけたベヴァリッジ報告がだされたのも同時期の1945年であった。

     では,「福祉国家」とはどのようなものなのだろうか。まず,基本的な視点として国民が社会福祉をはじめとするすべての国政に等しく参加できる政治体制を備えた国家である。

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    「福祉国家の基本構造と理念」
       
    「福祉国家」とはWelfare Stateの訳である。それは1930年代後半の「独裁的権力国家(Power State)」や「戦争国家(Warfare State)に批判・対抗する概念であり,また,福祉国家の理念を明確にし,戦後のイギリスの福祉国家政策を方向づけたベヴァリッジ報告がだされたのも同時期の1945年であった。
     では,「福祉国家」とはどのようなものなのだろうか。まず,基本的な視点として国民が社会福祉をはじめとするすべての国政に等しく参加できる政治体制を備えた国家である。
    すなわち,民主主義国家であることが福祉国家の第一の要件である。次に政策の基本方針の中に完全雇用が採用されていることである。働く意欲のあるすべての国民に対して,その人に適合する就労の場を提供しようと努力する国家であるである。その次には,最低賃金を確保する政策である。すなわち完全雇用によって職を得ることができ,最低賃金制度によって労働にふさわしい賃金を保障されるのである。以上のことから福祉国家の指す「福祉」とは医療や年金,社会福祉などの「社会保障」ではなく,政府の公共事業を..

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