人工妊娠中絶と暴力について

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    人工妊娠中絶について、まず欧米の基本的な議論をまとめる。そして、日本で提唱された、暴力という観点から中絶を捉える議論を取り上げる。それらは、中絶そのものの暴力性という、以前の考え方だけでなく、中絶に至る以前、つまり妊娠・受精・射精という時点からの暴力性を取り上げている。それらをふまえて、私の意見を述べる。

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    人工妊娠中絶と暴力について
    はじめに
     人工妊娠中絶の問題について私が感じるのは、賛成の立場にしても反対の立場にしても、根本的な問題が抜けているということである。中絶問題は、子どもを作るという行為、すなわち性交がなければ発生しない。それなのに、そこに触れず、受胎のことや、中絶そのもののことだけを取り上げている。そうすると、中絶の問題は、胎児と女性だけの問題とされてしまう。つまり、女性から胎児への暴力といった側面だけが、重点的に語られてきたといっていい。
     しかし、暴力という観点から中絶を考えるとき、そこには様々な暴力があることがわかる。それらをふまえた上で、中絶という問題をどう考えることができるのか、考察してみたい。
     1章では、中絶に関する議論の、基本的なことをまとめておく。2章では、中絶を暴力として考えた論文を紹介する。3章では、それらをもとにして、私の意見を述べたい。
    1、中絶に関する代表的な議論
     中絶の是非に関しては、賛成、反対、中間と3つの立場がある。今までの発表でも取り上げられたことと重複するので、ここではその代表的な意見を簡単に見ていくことにする。
    1-1、保守的立場(..

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