今日の多くの学校や研究所相談室では、来談者中心療法と行動療法のカウンセリング技法が活用されている。この2つの基礎的な理論面、技法面、長所短所等を比較しながら述べよ

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    「今日の多くの学校や研究所相談室では、来談者中心療法と行動療法のカウンセリング技法が活用されている。この2つの基礎的な理論面、技法面、長所短所等を比較しながら述べよ。」
    (1)来談者中心療法
    来談者中心療法の礎を築いたのは、アメリカの心理学者C・ロジャーズである。ロジャーズは自らの現象学的自己理論をもとに来談者中心療法を創始した。現象学的自己理論とは、私たち一人ひとりが意識している自分自身、例えば「私は落ち着いている」などといった自己概念を中心に考えられた性格理論である。ロジャーズによれば、自己概念は他人、特に育ての親の評価によって形成されるという。
    自己概念に対して、それぞれが体感した主観的な現実のことを有機体験と呼んだ。この自己概念と有機体験が一致していればいるほど、人は活気に満ちた生活を送ることができる。反対に、自己概念と自分の実際の経験とが一致しないことで思い描く自分らしさが失われ、不適応状態へと陥る、というのがロジャーズの理論である。
    ロジャーズはそれまで主流であったカウンセラーを中心とした精神分析と行動療法を批判し、来談者中心療法を展開していった。その基底にはロジャーズ自身..

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