食行動と体型認識

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    資料紹介

    要約
    今回の調査では、まず、ボディ・イメージの調査用紙を用いて、自分の体型に対するイメージを調査する。さらに、日本語版DEBQ質問紙を用いて食行動の傾向を、また、EAT-26を用いて食行動の異常度を測定する。調査の結果をもとに、次の2点について検討する。第1に、ボディ・イメージ、日本語版DEBQ質問紙、EAT-26について性差があるかどうかを検討する。第2に、ボディ・イメージ調査による体型イメージの調査結果から、体型不満のある人たち2群(「もっと痩せたい人」と「もっと太りたい人」)と現状満足の人の計3群に分類する。その中で、体型不満のある2群では、日本語版DEBQ質問紙とEAT-26の得点に違いがあるかどうかを検討する。
    実験では、平均年齢19歳の男女大学生33人に実施した。その結果は、ボディ・イメージの「現在の体型」と「理想の体型」の差の平均値は男女の性差が見られた。「現在の体型」と「理想の体型」の差の高群と低群の人で、食行動異常の違いがあることが見られた。
    キーワード:ボディ・イメージ(Body Image) 性差(Sexual discrimination) 食行動異常 (Dutch Eating Behavior)
    調査の目的
    我々は食べ過ぎると太るし、また、痩せるために食事制限をする。青少年に摂食障害を発症させる要因の一つとして、自己の体型認識の歪みが関与しているらしいことも指摘されている(田中、1998)。これらのことからもわかるように、体型と食行動の間には深い関連があると考えられる。
    実験方法
    被験者:人数33人 2005年関大新入学生 男性12人女性21人 平均年齢:19歳
    1.ボディ・イメージを調査するために、Stunkardの体型図を用いて、自分の現在の体型、理想の体型を調べる。
    2.食行動の傾向を調べるために、日本語版DEBQ質問紙を用いる。(Mは男性用、Fは女性用)
    3.食行動の異常度を測定するために、日本語版EAT-26を用いる。
    調査用材料についての説明
    1.Stunkardら(1980)のシルエット画
    体型認識を調べるため、Stunkardら(1980)のシルエット画を用いた「ボディ・イメージ調査票」を用いる。Stunkardら(1980)のシルエット画は、体型図に1から9の番号をつけ、1)自分の現在の体形、2)異性から見て魅力的と思われる体型、3)理想とする体形にもっとも近いと思うものを番号で回答してもらう方法である。
    2.日本語版DEBQ質問紙(今田、1992)
    食行動の傾向を調べる質問紙として、今田(1992)の日本語版DEBQ質問紙(The Dutch eating Behavior Questionnaire)を用いる。これは、外発的摂食、抑制的摂食の三つの下位尺度に分かれている。外発的摂食とは、食物の味や匂いといった外的刺激により喚起される食行動の傾向を示す。情動的摂食とは、怒り、恐怖、不安などの高まりよって喚起される食行動の傾向を示す。抑制的摂食とは、健康やダイエットなどの理由で食事を抑制する傾向を示す。評定は、まったくそうでない、ほとんどそうでない、ときどきそうである、しばしばそうである、いつもそうである、5段階で回答を求めるものである。合計点が高いほど、各尺度の食傾向が高いことを示している。
    3.EAT-26(Mukai, Crago& Shisslak, 1994)
    食行動異常傾向を調べるための質問紙として、Mukaiら(1994)の日本語のEAT-26(EatingAttitudes Test-

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    要約
    今回の調査では、まず、ボディ・イメージの調査用紙を用いて、自分の体型に対するイメージを調査する。さらに、日本語版DEBQ質問紙を用いて食行動の傾向を、また、EAT-26を用いて食行動の異常度を測定する。調査の結果をもとに、次の2点について検討する。第1に、ボディ・イメージ、日本語版DEBQ質問紙、EAT-26について性差があるかどうかを検討する。第2に、ボディ・イメージ調査による体型イメージの調査結果から、体型不満のある人たち2群(「もっと痩せたい人」と「もっと太りたい人」)と現状満足の人の計3群に分類する。その中で、体型不満のある2群では、日本語版DEBQ質問紙とEAT-26の得点に違いがあるかどうかを検討する。
    実験では、平均年齢19歳の男女大学生33人に実施した。その結果は、ボディ・イメージの「現在の体型」と「理想の体型」の差の平均値は男女の性差が見られた。「現在の体型」と「理想の体型」の差の高群と低群の人で、食行動異常の違いがあることが見られた。
    キーワード:ボディ・イメージ(Body Image) 性差(Sexual discrimination) 食行動異常 (Dut..

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