自殺論

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    自殺とは、それをおこなえば死に至ることが予知されている行為であり、その行為の結果、実際に死亡すること、とデュルケームによって定義されている。日本の自殺率は、90年代後半から急激に上昇し、その後高水準で推移するようになった。その背景には、失業率の上昇が強く関係している。失業率とは、働く意思と能力のある人のうちで有給の仕事につけない人の割合である。日本の失業率は、戦後一貫して1~2%台で推移してきた。しかし、バブル経済が崩壊し、日本の雇用条件や労働市場が変化し、企業のリストラが増加したとほぼ同時に、1993年以降、急激に上昇し、高水準で推移している。つまり、失業率と自殺率との間には、正の相関関係が...

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