スターンレヴュー気候変動と経済

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    資 料 4
    スターン・レビュー ‐ 気候変動と経済:概要(イギリス財務省HPから引用)
    直ちに確固たる対応策をとれば、気候変動の悪影響を回避する時間は残されている。
    今や、気候変動の科学的根拠は否定しがたい。気候変動は地球全体に対する深刻な脅威
    であり、世界的規模の緊急な取り組みが必要とされている。
    方法を用いてコストとリスクを査定したものである。そして、これらの観点から辿り着
    いた結論は至って単純である‐早期に断固とした対応策をとることによるメリットは、
    対応しなかった場合の経済的費用をはるかに上回る。
    気候変動は、飲料水、食料生産、健康、環境など、世界中の人々にとって生活の基盤と
    なる全てのものを脅かす。地球温暖化が進むにつれ、何億もの人が飢餓や飲料水不足、
    公式な経済モデルの結果を使って本報告書が推定したところによれば、対応策を講じな
    かった場合の気候変動のリスクとコストの総額は、現在および将来における世界各年の
    GDP の少なくとも 5 ㌫に値し、より広範囲のリスクや影響を考慮に入れれば、損失額
    は GDPの 20
    これに対して、気候変動の最大要因である温室効果ガスの排出量を削減するなど、対応
    策を講じた場合の費用は、世界各年の GDPの 1 ㌫程度で済むであろう。
    ここ 10~20 年間における投資が、21 世紀後半と 22 &•Çe"ÊÔÎæ
    å• ÅÎ54Fæq4FtG”&ã$ ³"-G"B
    ýÒ•Ø,$o^ê”2 つの大戦および 20 世紀前半の世界恐慌に匹敵する。
    いったん起きた変化を元に戻すことは、非常に困難もしくは不可能である。
    題であるがゆえ、世界中の国々の対応が不可欠である。その対応とは、長期的ゴールに
    向けての共通ビジョンと、今後 10 年間の対応策を促進するための枠組みへの合意の両
    方を基盤としたものであり、さらに、国、地域、国際レベルで相互強化を図れるような
    取り組みの下に築かれなければならない。
    気候変動は、経済成長と開発に非常に深刻な影響をもたらし得る。
    排出量削減のための対応を怠った場合、既に 2035 年には大気圏内の温室効果ガスの濃
    1
    度は産業革命以前の倍となり、世界の平均気温が 2 度以上上昇すると予想されている。
    長期的に見れば、平均気温が 5 度以上上昇する可能性は 50 ㌫強となる。この気温上昇
    は危険以外の何ものでもない。なぜなら、この上昇率は、最後の氷河期の気温と現在の
    平均気温の差に匹敵するからである。これほど急激な国際レベルの自然地理学的変化は、
    人々がどこでどのように生活するかという人類地理学にも大きな変化をもたらすこと
    となる。
    もし温暖化がもっとゆっくり進んだとしても、気候変動が世界の産出高や人間の生活お
    よび環境に深刻な影響を与えることに変わりはない。天候変化のパターンが地域や産業
    部門に与える影響に関する綿密な研究に始まり、国際規模での経済的影響にいたるまで、
    あらゆる証拠が如実に物語っている。
    気候変動の影響を受けない国はない。弱い立場にあるもの、つまり貧しい国や人々は、
    地球温暖化の原因にほとんど関与していないにも関わらず、一番先に大きな痛手を被る
    だろう。洪水、干ばつ、嵐を始めとする異常気象に起因する経済的費用は、国の貧富に
    かかわらず上昇している。
    回復力強化のための措置をとったり、費用を最小限に抑えるなど、気候変動に順応して
    いくことは不可欠である。この先 20~30 年間に起こる気候変動を食い止めることはもは
    や不可能だが、気候変動から我々

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    資 料 4
    スターン・レビュー ‐ 気候変動と経済:概要(イギリス財務省HPから引用)
    直ちに確固たる対応策をとれば、気候変動の悪影響を回避する時間は残されている。
    今や、気候変動の科学的根拠は否定しがたい。気候変動は地球全体に対する深刻な脅威
    であり、世界的規模の緊急な取り組みが必要とされている。
    方法を用いてコストとリスクを査定したものである。そして、これらの観点から辿り着
    いた結論は至って単純である‐早期に断固とした対応策をとることによるメリットは、
    対応しなかった場合の経済的費用をはるかに上回る。
    気候変動は、飲料水、食料生産、健康、環境など、世界中の人々にとって生活の基盤と
    なる全てのものを脅かす。地球温暖化が進むにつれ、何億もの人が飢餓や飲料水不足、
    公式な経済モデルの結果を使って本報告書が推定したところによれば、対応策を講じな
    かった場合の気候変動のリスクとコストの総額は、現在および将来における世界各年の
    GDP の少なくとも 5 ㌫に値し、より広範囲のリスクや影響を考慮に入れれば、損失額
    は GDPの 20
    これに対して、気候変動の最大要因である温室効果ガスの..

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