コンピューターは心を持つことが出来るのか

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    哲学レポート
    “コンピューターは心を持つことが出来るのか?”
    哲学レポート
    “コンピューターは心を持つことができるのか?”
    ロボットやコンピューターに対して心を持たせる事は可能であるのかという疑問は、
    我々が昔から考えてきた命題である。ロボットに心を持たせるという事は、「人工知能はど
    こまで人間の脳に近づけ得るのか」というのと同じ意味である。これを考えるには、まず
    「心とは何であるのか?」を考え、仮にでも定義しなければならない。一般的に心とは「知
    (intellect)」「情(feelings)」「意(willpower)」「記憶と学習(memory and study) 」「意識
    (awareness and self consciousness)」という 5 つの機能を持ち合わせたものであるとされ
    ている。だが、「知」「記憶と学習」はすでにロボットやコンピューターが持ち合わせてい
    ることは周知の事実であると思う。「心がどこに存在するのか?」という問題を、関西学院
    大学理工学部開設の心理学の講義では定期試験の問題とし、「正答はない」としているが、
    一般的に大部分の人は「脳」にあると考えているだろうしこれで正解であると私は考えて
    いる。この仮定に対する説明は後々説明したいと思う。とにかく、脳に人工知能を近づけ
    るということはロボットやコンピューターを人間に近づけるという事であり、これは「情」
    「意」「意識」を人工知能に持たせることにより可能であると考えられる。
    現在、この命題についてはたくさんの意見が発表されまた議論されている。まずは、既
    存の議論について考えてみたいと思う。強い AI 論者と呼ばれる人々はロボットやコンピュ
    ーターなどの機械に適切な神経回路を接続することによって心を作成することが出来ると
    主張している。要は適切な神経回路を制作することで人間を作り出すことが可能であると
    考えているのだ。しかし、一方で人間の心というものは物質には還元することの出来ない
    「意識」という生命現象を持ったものであり、これから先も人工知能に心を持たせること
    は不可能であるという主張もある。これには、「前提」として「生命現象」であるという抽
    象的なものを用いて説明しておりこれを真っ向から否定する術を私は持ち合わせていない。
    よって、回りくどくなるがコンピューターは心を持つことが出来るのかどうかという疑問
    を「生命現象」というものを考えることから入りたいと思う。
    一つ、興味深い実験がある。カリフォルニア大学のリベット博士が行った実験であるの
    だが、人間が体を動かすときにどのような現象が起こっているかを説明するものだ。私た
    ちは義務教育の中で体は反射運動でない限り脳が運動神経を使用して「体を動かせ」とい
    う指令を各部位に伝達し、これにより「体が動く」と習ったはずである。しかし、実際の
    実験結果は異なった。「体を動かせ」と運動神経が指令して「体が動く」、そして「脳が体
    を動かそう」と考える、この順番で体の運動が起こっているのである。ここで、心は人の
    意識を構成しているものではなく、むしろ人が起こした行動を意識下に置くためのもので
    あると考えられるのではないだろうか?これが正しければ、「意識」を心の絶対条件では無
    くなる。また、心の働きは「人が起こした行動を意識下に置くためのもの」であるから、「情
    報を整理し理解できる状況にする」脳の働きと同じであると考えられないだろうか?これ
    により、簡単ではあるが「心」が「脳」にあると断言してもいいと考えられる。

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    “コンピューターは心を持つことが出来るのか?”
    哲学レポート
    “コンピューターは心を持つことができるのか?”
    ロボットやコンピューターに対して心を持たせる事は可能であるのかという疑問は、
    我々が昔から考えてきた命題である。ロボットに心を持たせるという事は、「人工知能はど
    こまで人間の脳に近づけ得るのか」というのと同じ意味である。これを考えるには、まず
    「心とは何であるのか?」を考え、仮にでも定義しなければならない。一般的に心とは「知
    (intellect)」「情(feelings)」「意(willpower)」「記憶と学習(memory and study) 」「意識
    (awareness and self consciousness)」という 5 つの機能を持ち合わせたものであるとされ
    ている。だが、「知」「記憶と学習」はすでにロボットやコンピューターが持ち合わせてい
    ることは周知の事実であると思う。「心がどこに存在するのか?」という問題を、関西学院
    大学理工学部開設の心理学の講義では定期試験の問題とし、「正答はない」としているが、
    一般的に大部分の人は「脳」に..

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