『愛着関係』は、後のこどもの発達に影響を及ぼすか。

会員540円 | 非会員648円
ダウンロード カートに入れる
ページ数2
閲覧数1,494
ダウンロード数10
履歴確認

    ファイル内検索

    資料紹介

     養育者が愛情をもってこどもと接することは、その発達過程において極めて重要な意味を持つ。ここでは、養育者の愛情がこどもに及ぼす影響について述べる。
     こどもが養育者など特定の相手との間に形成する情愛的結びつきを「愛着(アタッチメント)」といい、その相手に接近しようと求める行動を「愛着行動」という。1960年頃まで、愛着はこどもの空腹や排泄などの不快な状態を養育者が解消することでうまれ、強化されていく(動因低減説)と考えられていた。しかし、HarlowやCainsらの研究により、愛着の形成には要求の充足や身体接触だけが関与するものではないとされ、Ainsworthはこどもと養育者間の多様な相互干渉の全体量が愛着の形成を決定すると唱えた。

    資料の原本内容( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題】『愛着関係』は、後のこどもの発達に影響を及ぼすか。
     養育者が愛情をもってこどもと接することは、その発達過程において極めて重要な意味を持つ。ここでは、養育者の愛情がこどもに及ぼす影響について述べる。
     こどもが養育者など特定の相手との間に形成する情愛的結びつきを「愛着(アタッチメント)」といい、その相手に接近しようと求める行動を「愛着行動」という。1960年頃まで、愛着はこどもの空腹や排泄などの不快な状態を養育者が解消することでうまれ、強化されていく(動因低減説)と考えられていた。しかし、HarlowやCainsらの研究により、愛着の形成には要求の充足や身体接触だけが関与するものではないとされ、Ainsworthはこどもと養育者間の多様な相互干渉の全体量が愛着の形成を決定すると唱えた。
     Bowlbyはそれまで「依存」と呼ばれていた親子の強い結びつきを初めて「愛着」という概念で示し、その形成過程を4段階に分け、健全な愛着の形成にはそれぞれ最適な期間が存在すると主張した。Bowlbyの愛着理論では、第1期(0~3ヵ月程度)には周囲の人間に対し無差別に感心を向け、第2期(3~6ヵ月..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。