ノーマライゼーション

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     ノーマライゼーションという言葉は医療や福祉でよく使われる。すべての人を幸福にするという福祉の基本理念のもとに、障害者でも障害がない人も、同じ条件で生活をおくることができる社会に改善していこうという営みのすべてをノーマライゼーションという。高齢者や子どもなどを含めて、障害がありながらも障害がない人と同じ生活ができるような環境づくりこそがノーマライゼーションの目的だ。私たちの生活はあらゆる人たちによって構成されている。男、女、子どもやお年寄りも地域でありのままに存在し、共存している。どんな人間でもその人の住んでいる地域で日常生活に支障がないようにしなければならない。一般的には障害者や高齢者など社会的に不利を受けやすい人たちが社会の中で他の人々と同じように生活し、活動することが社会の本来あるべき姿であるという考え方を言う。
     第二次世界大戦が終わった後、デンマークで知的障害者が施設で非人間的な扱いを受けているのを見て、もうナチスのような収容所はやめさせなければならないと考え、バンク・ミッケルセン(Bank. Mikkelsen)がノーマライゼーションの考え方を提唱し1959年にデンマークの...

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