血清タンパク質の電気泳動とAG比

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    【目的】
    色素法によって、血清タンパク質濃度およびアルブミン濃度を調べること。また、AG比を求め血清タンパク質の詳細を学ぶ。
    【方法・結果】
    ~色素法によるアルブミン/グロブミン比測定~
    a) ブランク(水)、アルブミン標準液、検液(ウ)、検液(エ)を25µlずつそれぞれ2本ずつ試験管に入れ、それぞれに発色試薬を5.0ml加えた。すると黄色である発色試薬が、アルブミン標準液と検液(ウ)では黄緑色に、検液(エ)では緑色になった。
    b) それらを混和し25℃で35分間放置後、ブランクを対照として630nmで比色、それぞれの吸光度を測定した。
    吸光度  平均 ブランク引いた吸光度 ブランク(水) 0.095 0.0845 ブランク(水) 0.074 アルブミン標準液 0.462 0.484 0.3995 アルブミン標準液 0.507 検液(ウ) 0.477 0.487 0.348 検液(ウ) 0.497 検液(エ) 0.770 0.739 0.60 検液(エ) 0.708
    c)検体(ウ)、検体(エ)のアルブミン濃度を求めた。
    アルブミン濃度(mg/ml) = {(検液の吸光度) / (標準液の吸光度)} × 40
     ・検体(ウ) = 0.348 / 0.3995 × 40 = 34.84355 ≒ 34.8435 (mg/ml)
    ・検体(エ) = 0.60/ 0.3995 × 40 = 60.0750 ≒ 60.075 (mg/ml)
    d)前回測定した検液(ウ)、検液(エ)のタンパク濃度(mg/ml)より今回測定したアルブミン濃度を引き、グロブリン量を算出した。
    前回測定したタンパク濃度
    検体(ウ)=95.325 検体(エ)=85.225
    A/G比 検体(ウ) = 34.8435 / ( 95.325-34.8435 ) = 0.5495
         検液(エ) = 60.075 / ( 85.225-60.075 ) = 1.0253
    ~血清タンパク電気泳動法~
    500nmでのOD値を出し、OD値の総和に対する各画分ODの割合を出した。
    1 2 3 4 アルブミン 0.142 0.017 0.002 ‐0.020 検体(ウ) 0.208 0.174 0.173 0.155 検体(エ) 0.273 0.185 0.145 0.133
    OD値の総和に対する各画分ODの割合(%)
    ・アルブミン
    全体=ア-1+ア-2+ア-3+ア-4=0.161
    ア-1=0.142 / 0.161×100=88%
    ア-2=0.017 / 0.161×100=10%
    ア-3=0.002 / 0.161×100=2%
    ・検体(ウ)
    全体=ウ-1+ウ-2+ウ-3+ウ-4=0.71
    ウ-1=0.208 / 0.71×100=29%
    ウ-2=0.174 / 0.71×100=24%
    ウ-3=0.173 / 0.71×100=24%
    ウ-4=0.155 / 0.71×100=21%
    ・検体(エ)
    全体=エ-1+エ-2+エ-3+エ-4=0.736
    エ-1=0.273 / 0.736×100=37%
    エ-2=0.185 / 0.736×100=25%
    エ-3=0.145 / 0.736×100=19%
    エ-4=0.133 / 0.736×100=18%
    【考察】
    血液中の血球成分(赤血球、白血球、血小板)以外の液状成分を血清といい、血清中に含まれるタンパク質の総量を血清総蛋白(TP)といい、主にアルブミンと4種類(α1、α2、β、γ)のグロブリンからなっている。アルブミン量とグロブリン量の

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    【目的】
    色素法によって、血清タンパク質濃度およびアルブミン濃度を調べること。また、AG比を求め血清タンパク質の詳細を学ぶ。
    【方法・結果】
    ~色素法によるアルブミン/グロブミン比測定~
    a) ブランク(水)、アルブミン標準液、検液(ウ)、検液(エ)を25µlずつそれぞれ2本ずつ試験管に入れ、それぞれに発色試薬を5.0ml加えた。すると黄色である発色試薬が、アルブミン標準液と検液(ウ)では黄緑色に、検液(エ)では緑色になった。
    b) それらを混和し25℃で35分間放置後、ブランクを対照として630nmで比色、それぞれの吸光度を測定した。
    吸光度  平均 ブランク引いた吸光度 ブランク(水) 0.095 0.0845 ブランク(水) 0.074 アルブミン標準液 0.462 0.484 0.3995 アルブミン標準液 0.507 検液(ウ) 0.477 0.487 0.348 検液(ウ) 0.497 検液(エ) 0.770 0.739 0.60 検液(エ) 0.708
    c)検体(ウ)、検体(エ)のアルブミン濃度を求めた。
    アルブミン濃度(mg/ml) = {(検液の吸光度) / (標準..

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