「社会福祉援助活動の意義と社会的機能について」

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     「社会福祉援助活動の意義と社会的機能について」
    1、はじめに -少子高齢化について-
    近年、様々な社会の変化に伴って、生活環境も大きく変化してきている。その中の1つに少子高齢化があり、これは医療技術の発展や介護・福祉施設の整備などにより急速な勢いで進んでいる。2006(平成18)年の子ども(15歳以下)の総人口に占める割合は13.7%と、32年連続で低下しており、過去最低を記録している。さらに、戦前まで40歳台だった平均寿命も、2004(平成16)年には男性78.64歳、女性85.59歳となり過去最高を更新し続けている。それに伴い高齢化率も、戦後は5%程度にしか満たなかったが、2005(平成17)年には20%を超えている。今後も高齢化率は上昇していくと予想されており、2015(平成27)年には26%、2050(平成62)年には35.7%に達し国民の約3分の1が高齢者という本格的な超高齢化社会が到来すると予想されている。
    このようなことにより、クライエントのニーズも多様化しており、介護者の援助技術においても、問題点・課題点が浮き彫りにされ、改めて見直す必要性がでてきた。さらに、援助を必要とする高齢者や障害者などの環境に対応できずに生活に困窮する人が増えてきていることから、そのような人々のためにも社会福祉サービスの確立が必要になっている。そこで、社会福祉援助活動の意義と社会的機能について考えていこうと思う。
     2、社会福祉援助活動の意義について
    (1)社会福祉とソーシャルワーク(社会福祉援助活動)の関係について
    社会福祉とは、すべての人々が生きるために必要な衣食住等の基本的要求を充実した生活状況下にあることを目標とし、達成させるため日常生活において、その条件の改善・維持・向上をする考え方やアイデアの総称であり、施策を具体化した制度であるともいえる。この社会福祉は、施策・制度を整備させただけでは意味を持たない。そこで制度を活かしたソーシャルワーク(社会福祉援助活動)の存在が重要となる。そのため、福祉従事者は社会福祉施策と社会福祉援助技術から構成される社会福祉援助活動について、十分な理解が求められるのである。
    社会福祉援助活動とは、利用者固有の生活状況を起点に、より豊かな社会生活の回復と実現を目指し、制度としての社会福祉諸サービスの提供を通じ、利用者による課題解決を可能にする援助活動の展開と、他方では、社会の発展に対応した社会福祉の維持と、その諸条件の改善・向上を目標にした専門的実践活動システムの過程である。さらに、この社会福祉援助活動は、「直接援助技術」、「間接援助技術」、「関連援助技術」の3つの総称した専門的な援助活動を包括的に表現したものである。
    ソーシャルワーク(社会福祉援助活動)は19世紀後半のイギリスで生まれたもので、アメリカで理論化されることによって、高度な専門技術として成立し、日本に伝わって導入されたのである。
    日本では、戦後、憲法第25条の「すべての国民は健康的で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国はすべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」という理念のもと、欧米文化の影響と社会的努力によって、個人の諸権利を保障するための社会福祉の制度的体系が整備されてきた。
    (2)ソーシャルワークの専門的技術について
    ソーシャルワークには、①個別援助技術、②集団援助技術、③地域援助技術、④ソーシャル・ウェルフェア・アドミニストレーション(社会福祉運営管理)、⑤ソーシャルワーク・リサーチ(社

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     「社会福祉援助活動の意義と社会的機能について」
    1、はじめに -少子高齢化について-
    近年、様々な社会の変化に伴って、生活環境も大きく変化してきている。その中の1つに少子高齢化があり、これは医療技術の発展や介護・福祉施設の整備などにより急速な勢いで進んでいる。2006(平成18)年の子ども(15歳以下)の総人口に占める割合は13.7%と、32年連続で低下しており、過去最低を記録している。さらに、戦前まで40歳台だった平均寿命も、2004(平成16)年には男性78.64歳、女性85.59歳となり過去最高を更新し続けている。それに伴い高齢化率も、戦後は5%程度にしか満たなかったが、2005(平成17)年には20%を超えている。今後も高齢化率は上昇していくと予想されており、2015(平成27)年には26%、2050(平成62)年には35.7%に達し国民の約3分の1が高齢者という本格的な超高齢化社会が到来すると予想されている。
    このようなことにより、クライエントのニーズも多様化しており、介護者の援助技術においても、問題点・課題点が浮き彫りにされ、改めて見直す必要性がでてきた。さらに、援助を必..

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