資本制生産様式

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    私は、資本制生産様式つまり資本主義の成立過程について論じたい。まず、資本主義を「利益追求を原動力とする経済体制」と定義する。また資本主義の特徴は、二点にまとめられる。一点目は商品生産が支配的となり、貨幣経済が浸透していることである。二点目は、資本と賃労働関係(資本家と賃銀労働者との対抗関係)が支配的な社会であることである。そしてこのもともと存在していなかった資本と賃労働関係が生み出されてくる過程のことを資本の原始的蓄積と呼ぶ。
     資本主義が成立する過程を論ずるにあたり、まず資本の原始的蓄積がどのように行われてきたのか説明したい。しかしその前に資本家と労働者の定義をはっきりさせておく。資本家とは「資本に転化すべき貨幣や商品を集積している人間」のことであり、労働者とは「自給自足を可能にするような生産手段を持たないため、労働力を販売して生きていく人間」のことである。労働者について言い換えれば、「生産手段からの自由と労働力を販売する自由という二つの意味で自由な人間」のことであると言える。労働者と農奴つまり土地緊縛農民との違いはこの二つの自由を持つか否かである。
    それでは資本の原始的蓄積過程を二..

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