連関資料 :: マンガについて

資料:4件

  • 野球とマンガ
  • 戦後の野球とマンガ  戦前、子どもマンガにおいてスポーツ物というジャンルはまだ生まれていなかったが、主人公たちが野球をするエピソード、小道具としてのバットやグローブ、野球ネタの笑いなどはよくみられた。「のらくろ」を始め、動物たちは野球を楽しんだし、「冒険ダン吉」が南の島の先住民たちの背中に番号をつけるというエピソードも野球の背番号からの発想だった。だが、戦争への突入という時代の変化にいち早く対応せざるをえなかったのは児童雑誌だった。非常時にふざけたり、笑ったりしてはならないと、マンガは誌面から消えていき、同時に敵性(アメリカ)スポーツの野球もとりあげられることはなくなった。  マンガが、そして野球が甦るのは戦後すぐだった。昨日までもてはやされていたものがダメになり、禁止されていたものが解放されるという反転。そしてマンガと野球は一気に子どもたちに愛される存在へと変わっていったのである。粗末なオモチャ本的なマンガの中でも、野球は取り上げられていた。なといってもそれは新しい支配者アメリカが喜んで認めた、アメリカを体現するスポーツだったからだ。  戦後ストーリーマンガは手塚治虫の「新宝島」(育英出版社)からスタートしたということに疑いをはさむ者はいない。しかし、忘れてならないのは、同年、つまり四七年、「サザエさん」(長谷川町子)と「バットくん」(井上一雄)の連載が始まっているということだ。今なテレビアニメで高い人気を誇る国民的家庭マンガと野球マンガは、戦後マンガの大本とされる手塚治虫とは全く別の場所から立ち上がり、同じ時期、読者の支持を得ていったのである。 野球マンガのはじまり  戦後初の、いや、野球マンガの始まりとされている「バット君」は1947年末創刊された『漫画少年』(学童社)と共に連載が始まった。
  • レポート 日本文学 マンガ 野球 アニメ
  • 550 販売中 2006/01/22
  • 閲覧(1,714)
  • 小中学生と歴史マンガについて
  • 「マンガ」というものは、現在多くの子どもたちに読まれているものであり、一時は日本の文化とまで言われたものである。読書離れと言われている中で、マンガの売り上げは全体の多くを占めているし、新古書店などでは、本棚の前に人がズラリと並んでマンガを立ち読みしている。しかしそのマンガも、学習マンガと呼ばれるものを除くと、公共図書館や学校図書館では多くを見る事がない。多くの蔵書を誇る横浜市中央図書館でも、マンガは限られたスペースにしかない。学校図書館になれば尚更、置いてある学校の方が少ない。私が通っていた小学校では、私が小学6年生の時に始めて図書室にマンガが入った。ただしそれは手塚治虫氏の全集ものであり、当時小学生の中で流行っていたマンガではなかった。中学校では珍しくマンガが置かれていて、休み時間になるとマンガを読みに来る生徒で図書室は溢れかえっていた。だがそのマンガも種類は少なく、しかも古い物が多かった。このように、特に学校とマンガはあまり相性が良くなく、教育現場にマンガを入れる事を躊躇う人が多いようだ。しかし、本当にマンガは全て良くないものなのだろうか。学校図書館にはあまり入れないほうが良いのだろうか。私はそれを考えてみようと思う。対象年齢は、マンガを読み始めると思われる頃の小学校高学年から中学生を対象とする。  まず考えたいのは、マンガは本当に教育上良くないものなのかどうかである。私が小学生の頃、親はやはり私がマンガを読むのに良い顔はしなかったし、よく「読むな」と言われていた。確かにマンガの中には、大人が眉をしかめたくなるような内容のものがある。ギャグマンガや青年マンガの中には、ただ笑いをとるだけで大して内容の無いものもある。推理物やミステリーと呼ばれるものでは、必ずと言って良いほど人が死んだり、暴力的なシーンが描かれたりする。
  • レポート 児童サービス論 図書館とマンガ 歴史マンガ 学習マンガ 手塚治虫の全集
  • 550 販売中 2005/07/26
  • 閲覧(2,070)
  • 韓国のマンガ文化と日本との比較
  • マンガが、ビジネスとして、大衆文化として、位置づけられているという点においては、日韓共通と言えるだろう。しかし、マンガが大衆文化として広く認められだしたのは、日本の方が早く、いまだに韓国においてのマンガ家という職業はそれほどメジャーなものではないという。日本のマンガ家ほど、経済的に裕福ではないというのが現状のようだ。この要因の一つとして、「漫画貸与店」と呼ばれる、いわゆるマンガのレンタル店の存在が大きいのではないかと考える。 日本文化開放を反対する学生は、全体の20%にも満たないと聞く。しかし同時に反日感情もいまだに根強く残っているという。ではなぜ文化開放に賛成なのか?それは反日感情が、特に若者の間で、以前ほど強烈なものではなくなってきたからではないかと考える。反日感情が理性を妨げるほどのものではなくなってきた。つまり、良いものは良い、それとこれとは別、という考えができるようになったからではないのだろうか。日本はあまり好きではないが、日本の大衆文化は好きだ。というものが最近の韓国の若者の考えなのではないかと思う。最も、このように日本人である私が考える事は悲しくもあるのだが。しかし、日本の大衆文化の開放を良く思っていない人も確実にいるわけで、悪いものはいつも日本から、という考えをもつ人も少なくはないそうだ。文化交流やグローバリゼーション化といったものは大事なことだとは思うが、自国の大衆文化を愛することが最も大切なのではないかと思う。
  • レポート 国際関係学 韓国マンガ 韓国大衆文化 韓国若者文化 日本文化解放政策 日韓の文化比較
  • 550 販売中 2005/07/09
  • 閲覧(4,369)
新しくなった
ハッピーキャンパスの特徴
写真のアップロード
一括アップロード
管理ツールで資料管理
資料の情報を統計で確認
資料を更新する
更新前の資料とは?
履歴を確認とは?