夫婦別姓について

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    夫婦別姓について
     いわゆる「選択的夫婦別姓法案」が、本年も成立しそうにない。男女雇用機会均等法と並んで、ジェンダー(社会的な性別)をめぐる社会改革の一つの到達点となりうるこの法案がなかなか実現しないのは、それ自体この国の社会の、ジェンダーに対する意識の希薄さを示すものとして、非難されるべきものかもしれない。
     むろん私はこれについて賛成の立場をとる者である。しかし、そもそも夫婦別姓を何のために実現させるのか、賛成派の意見を見ても、私にはどうも釈然としないものが残る。夫婦同姓(通常は夫側の姓が選択される)が、直ちに性差別を意味するのか、これに別姓の選択肢を与えれば差別が解消されるのか、いやそもそもこれは性差別の問題なのか、考えれば多くの疑問が浮かぶ。(なお、そもそも婚姻制度そのものを廃止すべきとして、夫婦別姓を議論すること自体がナンセンスであるとする立場もある。しかし、これについては別個の論点が絡むので、ここでは議論を割愛する)  一般的には、夫婦別姓は、主に女性の側から主張される。すなわち、女性は一般的に結婚してから元の姓を名乗れず、社会的に不利益を被るのは性差別である、だから夫婦別..

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