4-6ディラックの海

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    ディラックの海
    「誰々の何々」って感じの表現、かっこいいよね。
    負エネルギー問題の解決
     たとえ負エネルギーの解を認めても、確率密度が負になってしまうような問題が生じないで済むことが分かって一安心だ。 しかし負エネルギーを認めること自体にすでに大きな問題があるのである。
     すでに「 クライン・ゴルドン方程式 」の記事の中でも話したように、負エネルギー準位が無限に存在するという事は、粒子が無限に低い準位へと落ち続けて、無限に光を放出し続けることを意味する。
     しかしディラックはこの理論上の大きな困難をチャンスへと変えてしまった。 電子が無限の深みに落ち込まないでいられる理由・・・それは全ての負のエネルギー準位をすでに無数の電子が埋め尽くしているからだ!! パウリの排他律によれば、すでに他の電子が占有している状態には他の電子は入って行けないのだった。
     ああ、何という口から出任せ!! 負の全てのエネルギー準位ということは、無限の深さにまで無限の数の電子が詰まっているとでもいうのか。 まるで底の知れない海の深みのように!! この無謀とも思えるアイデアを「ディラックの海 ( Dirac ..

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