ニュートンの3つの法則
力学でこれを説明しないのは失礼だな。
彼の足元にも及ばない
現代は、過去に例を見ないほど多くの知識を容易に手に入れることが出来るようになった。 そしてその知識は洗練されている。 そのせいか、現代人が歴史上もっとも知性的であるという錯覚に陥っている人々が多いことだろう。
私も今の土台を築いてくれたという理由で過去の偉人に感謝はしていたが、尊敬するほどの理由を最近まで見出せないでいた。 ニュートンについても昔の人ということで軽く見ていたところがある。 これらはすべて私の勉強不足による。
ニュートンの業績は思うよりもはるかに大きいものである。 それだけではない。 彼の定式化は今見ても見事なほどであり、ひょっとして彼が現代に蘇ったとしても、天才として活躍できるのではないか、とさえ思う。
3つの法則
ニュートンは自身が作り出した力学体系を 3つの法則としてまとめ上げた。
第1法則(慣性の法則) 物体は外部から作用を受けなければその速度は一定である。 動いているものは動き続け、止まっているものはいつまでも止まっている。
第2法則(力の定義) 物体の加速度は..