宇宙の異邦人さそり座X

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    宇宙の異邦人 さそり座X-1
     ある出会いがあなたの世界観を変えてしまったこと,ありませんか? しかもその新しい世界観があまりにも当たり前になり,昔は違った世界観を持っていたことすら思い出せないような,そんな出会いはありませんか? 今日は,そんな出来事を引き起こした,ある星と人類との出会いの物語をお聞かせしましょう。
    図1 さそり座
     さそり座といえば,夏の星座。「心臓」といわれる真っ赤な1等星アンタレスが有名ですが,今日のお話の主人公は,そのサソリの左ひじ付近にある星です。1962年,アメリカが打ち上げたちっぽけな観測ロケットに,とてもシンプルなX線検出器が搭載されていました。「何か見えるだろう」という,一見はなはだ適当な目的のもと,しかし「見えるはずだ」という物理的直感を信じて相当の苦労を乗り越えて打ち上げたに違いないその検出器は,なんと想像以上に明るいX線星が宇宙にあることを示したのです。「さそり座X-1」の発見です。  「宇宙がX線で輝いている?」,「そんなバカな」という言葉が後に付くほど,当時は宇宙といえば,無限に広がる大空間に太陽とよく似た無数の星々が悠久の輝きを放つ,静か..

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