電波を通して眺めた金星の地形

全体公開
ダウンロード pdfダウンロード
ページ数4
閲覧数509
ダウンロード数4
履歴確認

    ファイル内検索

    タグ

    資料の原本内容( テキストデータ全体をみる )

    電波を通して眺めた金星の地形
    明らかになってきた金星表面の姿
     金星の表面の姿は長い間、謎であった。厚い二酸化炭素の大気に覆われていて、しかも硫酸から成る雲が可視光を遮るために、外側からは表面の様子が分からない。  1960年代から金星探査が始まり、旧ソ連の着陸船が次々と金星表面に着陸した(計10機!)。厚い大気で減速されるため、金星着陸ミッションは比較的容易なのである。金星表面は、地球の火山性の岩石、玄武岩であることが分かったが、観察したのは着陸船の周囲だけである。Pioneer Venus、Venera 15、Venera 16、Magellan探査機は、合成開口レーダーにより厚い大気に隠された表面地形を明らかにした。特にMagellanは、Sバンド(波長12.6cm)のレーダーにより金星表面の97%をカバーする最高120mの解像度の画像を得ることに成功した。
    コロナ、ノバ、テセラの形成メカニズム
    図1 コロナ(写真の横幅は350km)
     地球や他の惑星に存在する地形もあるが、金星に特徴的な地形も多い。特に「コロナ」と呼ばれる巨大な円環状地形は、金星で初めて確認されたもので、直径数..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。