水星の磁場と磁気圏

全体公開
ダウンロード pdfダウンロード
ページ数4
閲覧数512
ダウンロード数1
履歴確認

    ファイル内検索

    タグ

    資料の原本内容( テキストデータ全体をみる )

    水星の磁場と磁気圏
     太陽系の惑星の中で一番太陽に近い軌道を周っている水星。最も太陽に近づく時の距離は0.31AU(1AUは太陽と地球との距離)、最も離れた時は0.47AUである。水星の半径は2,440kmで、太陽系の惑星では冥王星の次に小さい。  さらに、惑星の進化を論じる時や、宇宙空間を満たすプラズマの物理を研究する上で重要な特徴として、水星が磁気を持つことが挙げられる。このことは、1974年および1975年の米国マリナー10によるフライバイにより発見された。水星が磁気を持つことの重要性や意外性はそれだけで大変面白い話題なので他の回に譲ることとし、今回はマリナー10による水星の磁気の発見と想像される磁気圏像について述べたい。
    図1 1974年3月29日のマリナー10水星フライバイの時に観測した磁場 (Connerney and Ness, 1988)
     1974年3月29日にマリナー10の最初の水星フライバイが行われた。この時の軌道は水星の夜側を通過し、最も接近した時、水星表面からの距離はおよそ700kmであった(図1)。地球の場合にはこの高度であれば2万ナノテスラ以上の磁場が観測..

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。