ベンジルアルコールの合成、IR測定

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    資料紹介

    (1)実験目的
    ベンズアルデヒド、水素化ホウ素ナトリウムから還元反応によってベンジルアルコールを合成することを目的とした。
    (2)反応式
    (3)実験方法
    乾燥した100ml容丸底フラスコにベンズアルデヒド10.6g(0.10mol)をはかりとり、これにメタノール20mlを加えた後、氷水浴で十分に冷却した。100mlのビーカーに水素化ホウ素ナトリウム1.9g(0.050mol)をはかりとり、反応溶液に撹拌しながら加えた。ビーカーに残った水素化ホウ素ナトリウムは5mlのメタノールで十分に洗い、反応容器に加えそのまま62分間撹拌した。この間に、ベンズアルデヒドのIRスペクトルをNaCl板を用いて測定した。
    反応混合物を氷水浴で十分に冷

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    (1)実験目的
    ベンズアルデヒド、水素化ホウ素ナトリウムから還元反応によってベンジルアルコールを合成することを目的とした。
    (2)反応式
    (3)実験方法
    乾燥した100ml容丸底フラスコにベンズアルデヒド10.6g(0.10mol)をはかりとり、これにメタノール20mlを加えた後、氷水浴で十分に冷却した。100mlのビーカーに水素化ホウ素ナトリウム1.9g(0.050mol)をはかりとり、反応溶液に撹拌しながら加えた。ビーカーに残った水素化ホウ素ナトリウムは5mlのメタノールで十分に洗い、反応容器に加えそのまま62分間撹拌した。この間に、ベンズアルデヒドのIRスペクトルをNaCl板を用いて測定した。
    反応混合物を氷水浴で十分に冷却後、5%の塩酸80mlを加えて10分間撹拌し、これを分液漏斗に移した。反応容器の100ml丸底フラスコをエーテル30mlで洗い、これを分液漏斗に加えて抽出した。有機層を分離後、水層をもう一度エーテル30mlで抽出し、この抽出したエーテル溶液をあわせて5%炭酸水素ナトリウム水溶液30ml、飽和食塩水30mlで洗浄した。この有機層を三角フラスコに移し、無水硫酸ナト...

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