読書ノート、エッセイ4

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    豚のPちゃんと32人の小学生-命の授業900日 2009年05月11日 黒田 恭史 算数の計算問題で、答えが200となるところを20000となっていても、まったく平気な子どもがいるといって嘆くことがある。まさに、そうした答えに平然としている子どもを見ると、本当に計算の原理や意味がわかっているのかと疑いたくなるものである。しかし、実のところ子どもたちは、200の答えが出ようと、20000の答えが出ようと、それに大した意味を見いだすことはできない。むしろ、○がもらえれば、200であっても、20000であってもそれはどちらでもよいのである。だから、テスト直しをさせても、正解にするために答えの部分だけを修正して持ってくる場合が多い。・・・求めた答えが子どもにとってどんな意味があるかがすっぽりと抜け落ちてしまった中で、正解を競い合うだけの計算練習では、子どもたちが求めた答えに思い入れや愛着を求めることは到底不可能なのである。もちろん、算数のすべての学習時間を意味のある数値と計算で覆い尽くす必要があるといっているわけでない。習熟の時間も必要であろうし、時には限られた時間で正確に問題を解く能力も養わ..

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