読書ノート、エッセイ1

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    漢字の感じ 2010年2月20日 華
    百合の花のように釣鐘型に美しく咲いた花の様子を表している。美しく華やかな花の姿を、たった一文字で表現しきった観察眼の確かさと表現力の豊かさは、まさにお見事!の一言である

    恋の正字は「糸+言+糸+心」で成り立つ。「恋の字は愛し愛しという心」というがあるが、これは、「糸」と「愛し」をかけたもので、本来は「言葉が糸に絡まったようになかなか出てこない、切なくてもどかしい心」を表している。

    目と心が同じ目標(十)に向かって素直に行動している姿(ぎょうにんべん)を語源としている。道徳的、倫理的な理想の姿を意味している。人の性格で長所とあげられる要素を全部ひっくるめたぞ!というような言葉なのである。成り立ちそのものは大変単純でわかりやすいものなのだが、とても奥が深い字といえる。
    古代中国の思想家・孔子の言葉をまとめた「論語」に、「徳は孤ならず、必ず隣あり」とある。徳のある人は孤立することなく、必ず理解者や助けてくれる人が集まってくる、という意味だが、現代の名のあるアーティストも、「才能ある人間はたくさんいるが、一流になれるかどうかはその人間に徳があるかど..

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