小説ノート5

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    おごそかな渇き 2009年08月27日 山本 周五郎 野分 本当の妻になって、生涯かわいがって貰えるおまえは、しあわせだろう、けれどもそれじゃあ奥方になって来る方が気の毒じゃあないか、お大名そだちだって人の心には変りはない筈だ、一生の良人とたのむ人が自分には眼も向けず、同じ屋敷のなかでほかの者をかわいがっているとしたら、お紋、おまえがその人だったとしたら、どうだ、悲しくも辛くもねえか、平気で一生みていられるか・・・そんなむごい、不人情なことに眼をつむる訳にはいかねえ、人に泣きをみせてまで、自分の孫を仕合せにしたかねえ、 雨あがる みなさんやさしい善い方ばかりでしたわね、自分の暮しさえ満足でないのに、いつも他人のことを心配したり、他人の不幸に心から泣いたり、僅かな物を惜しみなく分けたり、……ほかの世間の人たちとはまるで違って、哀しいほど思い遣りの深い、温かな人たちばかりでしたわ」 「貧しい者はお互いが頼りですからね、自分の欲を張っては生きにくい、というわけだろうね」 かあちゃん 「金持のことは知らないよ、金持なら子供にどんなことでもしてやれるだろう、貧乏人にはそんなまねはできやしない、食..

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