言語論『近代日本における方言の語り方の特徴と21世紀における方言の可能性』

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    『近代日本における方言の語り方の特徴と21世紀における方言の可能性』
    一般的に、方言とは、言語の地域的な変種を指し表す概念である。日本の方言は、日本列島で日本語が使われ始めて広まっていく過程で、日本人が歩んだ歴史の歩みに呼応しながら、互いに影響し合い、入り混じりあいながら、複雑な過程を経て現代に至っているものであると考えられる。そして、

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    『近代日本における方言の語り方の特徴と21世紀における方言の可能性』
    一般的に、方言とは、言語の地域的な変種を指し表す概念である。日本の方言は、日本列島で日本語が使われ始めて広まっていく過程で、日本人が歩んだ歴史の歩みに呼応しながら、互いに影響し合い、入り混じりあいながら、複雑な過程を経て現代に至っているものであると考えられる。そして、一部の方言はほかの方言に対して優勢な地位を確立し、書き言葉の成立の基礎となり、地方では方言というものは話し言葉としてその地域における共通語に転化した。 
    しかし、方言を考える際に二つのとらえ方があるようだ。まず、第一に「日本語」という総体的に捉えた言語の通時的・歴史的な構築を近代国民国家が行っていく際、方言には古語が残るものとして語られるロマンチックなイメージ、つまり「起源」「来歴」に近づく手がかりという憧れに似た空想をかきたてるものとしてのプラスのイメージがある。第二に国民国家の言語として共時的・普遍的に流通させていく際には、方言は近代国民国家の均質な空間を創出する上で阻害要因とされる「停滞」したマイナスのイメージがある。 
    この二番目の方言は「遅れて..

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