総合学習の歴史

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    内容説明

    上越教育大学附属小学校の総合的な教育活動のあゆみ
    *総合の誕生
    低学年教育の見直し
     昭和40年代は、授業そのものを研究対象としてきた。しかし、40年代末になると、頭でっかちで気力と行動力に乏しい子どもたちをどうするかという問題に直面した。そこで、まず低学年教育の改善に着手した。
     昭和48年、1・2年生に「総合単元」を設定した。そこでは、子どもの自然な欲求や関心、旺盛な行動力を保障するために強化の枠にとらわれない、生活意識に結びついた総合的な活動を行った。学校生活、社会、自然、自由活動の4つの単元群を設定し実践を行った。
     実践例
    学校生活「ならびっこ」(1年)
    自然「わたしのカタツムリ」(1年)
    自由行動「ひこうき」(1年)
    社会「能生のりょうしさん」(2年)

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    上越教育大学附属小学校の総合的な教育活動のあゆみ
    *総合の誕生
    低学年教育の見直し
     昭和40年代は、授業そのものを研究対象としてきた。しかし、40年代末になると、頭でっかちで気力と行動力に乏しい子どもたちをどうするかという問題に直面した。そこで、まず低学年教育の改善に着手した。
     昭和48年、1・2年生に「総合単元」を設定した。そこでは、子どもの自然な欲求や関心、旺盛な行動力を保障するために強化の枠にとらわれない、生活意識に結びついた総合的な活動を行った。学校生活、社会、自然、自由活動の4つの単元群を設定し実践を行った。
     実践例
    学校生活「ならびっこ」(1年)
    自然「わたしのカタツムリ」(1年)
    自由行動「ひこうき」(1年)
    社会「能生のりょうしさん」(2年)
    この時期に、子どもから出発して子どもにかえる、体験することを通して子どもは学ぶなど、現在につながる基本的な考えが生み出されている。
    総合の成長
    3年以上に「総合活動」を設定
     研究は、教育課程の改善研究に向かい、子どもの本来持っている知的好奇心と個性的な活動性に応えようとしてきた。昭和51年には、総合単元の精神3年生以上にも...