全人教育論-新教育運動の影響-

閲覧数3,905
ダウンロード数31
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    西欧における新教育運動の流れを略述し、それが日本の新教育運動にどのような影響を与えたかを考察せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    略題 《新教育運動の影響》
    西欧における新教育運動の流れを略述し、それが日本の新教育運動にどのような影響を与えたかを考察せよ。
    はじめに、新教育運動とは何かについて考える。新教育と対比するものとして旧教育がある。まず旧教育とは何かから考察を始める。それは教師中心、大人中心の視点での教育である。その教育方法を機械的に暗記する知識注入主義とか、鞭を用いた威嚇主義・軍隊式訓練とかいうこともある。これは、大人もかつては子どもであったにもかかわらず、大人になるとその事を忘れ、子どもの目線を無視し、大人の目線で物を教えこもうとする。次に新教育について考察する。旧教育における大人中心の視点からの教育の弊害が次第に目立ち始め、それを改め子どもの視点からの教育の模索が次第に始まった。その先駆的な人物にルソーが上げられる。ルソーの教育は『児童の発見』といわれる。本来子どもたちは自分で自分を成長させる力を潜在的に持っていて、大人はそれを助けるために、環境さえ整えてあげればよく、『消極的な教育』こそ子どもを自然に伸ばす教育と考えた。子どもの自主性や興味・関心を重視し、一人ひとりの個性を尊重する新しい教育法であ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。