《胸郭出口症候群(TOS)》

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    資料紹介

    胸郭出口症候群についての概要をまとめたもの

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    ‡胸郭出口症候群(TOS)‡ P459~465    
                                製作者  
    胸郭出口とは???
    鎖骨の下、第1肋骨の上、中斜角筋の前方、前斜角筋の後方を鎖骨下動脈と腕神経叢が通る。この部分が主たる病変となり、時には、鎖骨下静脈の圧迫が主症状となるものである。また、鎖骨下筋の後方、前斜角筋の前方の鎖骨下静脈の走行部も含め、胸郭出口という。頚肋や第1、2肋骨癒合などの骨性奇形も、胸郭出口に含まれ広い意味を指す。-⑤
                  
    §病態§
    *胸郭出口部での様々な解剖学的奇形、変異が神経系または血管系の異常をきたす疾患の総称。-⑤
    *神経ならびに脈管の絞扼障害とされ、二次的に神経炎症状、自律神経症状などが組み合わせれ多彩な症状を呈する。筋緊張による絞扼障害は斜角筋、小胸筋の緊張が代表的である。なお、症状は関節の問題ではないため、関節運動により愁訴が変化するのではなく、肢位の変化により愁訴が変化する。また、愁訴は関節に限局するものではないので、上肢全体、頚部など広い範囲での症状を有する。-③
    *腕神経叢の『圧迫』のみならず『牽引』...

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