《結核性脊椎炎(脊椎カリエス)》

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    結核性脊椎炎についての概要をまとめたもの

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    脊椎カリエス(結核性脊椎炎 tuberculous spondylitis) P65‐68 
    病態,病因
    結核菌の血行性感染であり,罹患部位は椎体に多く棘突起や椎弓部に少ない.感染部は椎体終板下の海綿骨部で,結核性肉芽組織を形成し次第に乾酪化し腫瘍を形成する.膿はHarvers管やVolkmann管を通じて骨膜下に達し,椎体周辺の前縦靭帯や後縦靭帯を剥離してこの部位に貯留し,結核性腫瘍を形成する(図1).
    この結核性腫瘍は通常の感染性の腫瘍と異なり,熱感,発赤などをきたさないため冷腫瘍(cold abscess)という.また,抵抗の少ない組織内を移動し原発巣と離れた部位に貯留するので流注腫瘍(wondering abscess)ともよぶ.代表的なものに咽後腫瘍,腸腰筋腫瘍,腰部腫瘍,膝窩部腫瘍などがあるが,最近の症例ではまれである(図2).
    これらの腫瘍により隣接する椎間板は破壊され次第に狭小化し,椎体も壊死に陥り次第に前方から圧潰され,局所後彎,亀背(gibbus)を形成するようになる.罹患骨は骨壊死となり,X線所見上,周辺の海綿骨の骨萎縮に対し骨硬化像を呈するようになる.これを腐..

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