《Perthes病》

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    資料紹介

    ペルテス病についての概要をまとめたもの

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    Perthes病              教科書P168   製作者:
    <病態>
    発育期に大腿骨近位骨端部(骨端核)が阻血性壊死をきたす疾患である.壊死は最終的にほ、ぼ完全に修復されるが、その修復家庭で壊死に続発する大腿骨頭の陥没変形、扁平巨大化および骨端成長軟骨版の成長障害による頚部短縮および横径増大などの変形が生じる.
    発症は3~12歳くらいまでであるが、最も頻度が高いのは6~7歳である.性別では5:1と男児に多い.発生頻度はわが国では不明であるが、1200(米国)~12500(英国)に1人と地域によってかなりのばらつきがある.多くは一側性であるが、両側性は15~20%にみられる.この場合、その発生がほぼ同時に発生した場合においても病変に左右差があることが多い.一側性のものでは6歳に高い発生率があるが、両側性のものでは3,4,5歳ごろに高い発生率が見られる.
    <原因>
    (1)外傷説
       ペルテス病が元気な幼い男子に多いことから外傷説は以前から提唱されており、わが国においても幼若兎の大腿骨骨頭に対して行なわれた実験がある.しかし、股関節は筋肉および骨により保護されているため、軽...

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