連関資料 :: 《心筋梗塞》

資料:21件

  • 心筋梗塞
  • 心筋梗塞 ■病態  ・冠動脈が血栓により完全に閉塞して血流が途絶し、酸素欠乏によって心筋に壊死が生 じた病態  ・アテローム性動脈硬化により血管内壁のプラークが破裂し、血栓が付着して内腔を塞 ぐために生じる  ・心筋梗塞の急性期は、急性心筋梗塞とよばれる  ・死亡率は30%と高く、多くは発作直後から12時間以内に死亡する  ・死亡原因は、心不全・ショック・重症不整脈(心室細動など)の合併症が原因となる ■種類  (1)貫壁性梗塞   ・冠動脈主分枝の完全閉塞によって、心内膜層から心外膜層まで心室壁に塊状の壊死 が生じる   ・心電図はST上昇と異常Qをみとめる  (2)心内膜下梗塞(非貫壁性梗塞)   ・側副血行路がある場合や、細い冠状動脈の完全閉塞では、心内膜層を主病巣とする 小さな散在性の壊死を生じる   ・心電図上は異常Qをみとめないことが多いので、non-Q梗塞ともよばれる ■症状  ・突然起こる前胸部の激痛  ・胸部の圧迫されたような痛みが30分以上、数時間持続する  ・痛みが、左顎、左肩、腕、胃部に放散したり、呼吸困難、冷や汗、血圧低下などショ ック症状が現れることもある  ・高齢者や糖尿病患者では胸痛がない場合もある(無症候性心筋梗塞)  ・胸痛はニトログリセリンを用いても軽快しないことが多い ■検査・診断  (1)心電図    (2)血液検査   ・ミオグロビン、ミオシン軽鎖Ⅰ(MLCI)、CK、AST、LDHの順に発作直後上昇する   ・回復期の経過や梗塞部拡大評価にはCKとミオグロビンが用いられる  (3)トロポニンT測定   ・迅速簡易検査法で15分ほどで結果がでる   ・トロポニンTは急性心筋梗塞では発症後3.5時間で上昇し、発症後7~10日にわた って上昇持続 (4)心エコー   ・発作後数時間以内で左室壁運動の低下がみとめられることが多い   ・発作数日後には、心膜炎による心嚢液貯留をみとめることがある  (5) 右心系カテーテル検査   ・心拍出量、右房圧、右室圧、肺動脈圧、肺動脈楔入圧(左房圧)を測定  (6) 冠動脈造影検査   ・心筋梗塞の発作が疑われる場合や発作数時間以内で、冠動脈閉塞の有無・部位確認 のために行う   ・冠動脈閉塞部位は♯で表示され、狭窄度は%で表示される
  • 看護 医療 疾患 検査 心筋梗塞
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  • 心筋梗塞患者の看護 看護計画
  • 心筋梗塞患者の看護 < 看 護 > 看 護 目 標 〈急性期〉 ・致死的不整脈が早期に発見され、死に至らない。 ・安静により心臓への負担が軽減し、残存機能を維持できる。 ・合併症を起こさず順調に回復出来る。 ・胸痛に伴う身体的苦痛、心理的苦悩が緩和する。 〈慢性期〉 ・心機能や運動機能が改善できる。 ・リハビリテ-ションの必要性が理解でき、胸痛が起こることなく  退院できる。 ・早期社会復帰できる。 看 護 の ポ イ ン ト 〈急性期〉 ・不整脈、心原性ショック、心不全などの合併症の早期発見 ・胸痛緩和、梗塞拡大防止 ・安静保持 ・不安の軽減 〈慢性期〉 ・リハビリテ-ションが円滑に出来るように援助する。 ・社会復帰に向けて生活指導する。           O           T       E   備    考 〈急性期〉 1)心電図モニタ-波形  異常波形の有無    :ST上昇、異常Q波、冠性T波   不整脈の有無、程度(PVC)    :多源性、連発性、RonT型、     一過性か持続性か 2)自覚症状   胸痛(
  • 環境 社会 家族 運動 援助 測定 リハビリ 合併 生活 看護 看護学 看護計画 実習 看護記録 看護実習
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  • レポート 心筋梗塞患者の看護、病態
  • ◇心筋梗塞◇ 心筋梗塞は虚血性心疾患のうちの一つ。心臓が栄養としている冠動脈の血流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死してしまった状態である。通常は急性に起こる急性心筋梗塞のことを指す。 虚血性心疾患とは冠動脈の閉塞や狭窄などにより心筋への血流が阻害され、心臓に障害が起こる疾患の総称である。狭心症や心筋梗塞が含まれる。 病態:冠状動脈硬化が進行し、血栓により閉塞すると、その冠動脈から先の血流が突然遮断される。そして、時間経過とともに心筋壊死がはじまり、当該心筋の収縮は失われ、心臓全体に非常に危険な機能障害(不整脈。心不全など)が起こりうる。この状態が急性心筋梗塞である。急性心筋梗塞が完成し、慢性期にある状態を陳旧姓心筋梗塞という。 症状:突然始まる前胸部痛は狭心症同様であるが、程度も強く、持続時間も30分以上続き、ニトログリセリンは無効である。苦悶状態があり顔面蒼白、冷や汗、呼吸困難、チアノーゼ、血圧低下あるいはショック状態、不整脈などをきたし、発作直後に急死する場合も少なくない。一方、高齢者、糖尿病者、脳梗塞既往例などでは痛みを欠くこともあり、無痛性心筋梗塞といわれ、注意が必要である
  • 看護 医療 医学 看護学
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