運動ニューロン疾患

閲覧数2,173
ダウンロード数0
履歴確認
更新前ファイル(2件)

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    運動ニューロン疾患についての概要をまとめたもの

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【上位運動ニューロンシステム】

    ⑴皮質核路

     大脳皮質運動野から動眼神経核、滑車神経核、三叉神経核、外転神経核、顔面神経核、疑核、副神経核、舌下神経核へ投射する。それぞれの核へ投射する大脳皮質の領域は主に前頭眼領域、中心前回である。投射された線維は内包の膝部を通り、大脳脚中1/3の内側を下り、それぞれの神経核へ到達する。

    ⑵皮質背髄路

     主に前頭前野、中心前回、中心後回からでた線維は内包後脚、大脳脚中1/3、橋腹側部の橋縦束、延髄錘体を下降後、錘体交叉で体側に回り、背髄側索および前索を下降し、頚髄~仙髄レベルの脊髄前角の神経細胞に投射する
    【下位運動ニューロンシステム】

     上位運動ニューロン系からの指令を受けた動眼神経核、滑車神経核、三叉神経核、外転神経核、顔面神経核、疑核、副神経核、舌下神経核、脊髄前角などの運動神経細胞はそれぞれの軸索を末梢の筋へ投射し、随意運動を司る。このルートを下位運動ニューロンシステムという。
    【運動ニューロン疾患;motor neuron disease】

     運動ニューロン疾患(motor neuron disease)は、上位運動ニューロン系と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。