ボランティア活動の自発性とボランティア活動を推進するNPOの関係について述べよ。

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    「ボランティア活動の自発性とボランティア活動を推進するNPOの関係について述べよ。」
    〈ボランティア活動の自発性について〉
     ボランティア活動とは、一体何を指しているのだろうか。ボランティア活動に対するイメージと言えば、「無償で活動する」というイメージを抱く人が大半であろう。もちろん無償で行うこともボランティア活動の大きな特徴ではあるが、例え無償で行っていても自主的に行っていない活動であるならば、それは、ボランティア活動とは言い難い。つまり、ボランティア活動とは誰かにやらされてやるものではなく、自分から進んで行うものであり、それは決して、「ある者がない者にしてあげる」とか、「~のために」「上下関係」などという関り方ではなく、相互に対等な「~と共に」「共に育っていく取り組み(共育)」でもある。
     ボランティア活動の本質は、個人の自由な意思に基づいていることである。この場合の自由とは、活動の選択が強制や義務によるものではなく、個人の心の内から自然に発する自主的・自発的な活動であるといえる。例えば、ドイツやスペインでみられるような「兵役」の代わりに義務として一定期間課せられて従事する障害者や高齢者の介助・介護の活動は、活動形態と内容は同じでも、これはボランティア活動とはいいがたい。
     以上のことから、ボランティアの本質は、個人の「自由意思と自発性」であるといえる。
     自発性というのは、その人々の主観的意識に関ることであり、何をもって自発的とするかは、簡単に判断することはできない。時にはその人の所属している団体、組織等の取り決めによって参加する場合もあるだろうし、あるいは同情等から活動に参加したりする場合もある。その点で、この自発性をどのように捉えるかはきわめて困難であるが、通常は権力関係とか利害関係から一定の距離をもって、自主的に活動するというぐらいの意味で捉えられている。
     私自身も日本赤十字社の愛知県支部で救護のボランティアをしているが、それは、誰かに強制されて行っているものではなく、自分の意思で行っている。もちろん団体からの支給は何もなく、活動で使うベスト、キャップ、昼食代、交通費など全て実費である。社会人ではない私にとってそれは大きな出費であるが、奉仕団の先輩から色々なことを学ぶことができるし、自分が人に感謝されると自分も人に何かをしてもらったら「ありがとう」と言うようにしようと思ったりする。そういった自分にプラスになるものがあるからこそボランティア活動というものが続けられるのだと私は考える。
    〈NPO(民間非営利組織)について〉
     NPOとは、non-profit organization(民間非営利組
    織)の略で、これに関する法律が1998年3月に成立した「特定非営利活動促進法」(NPO法)である。この法律において「特定非営利活動」とは、次に掲げる活動に該当する活動であって、不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とするものをいう(同法第2条第1項)。1保健、医療又は福祉の増進を図る活動。2社会教育の推進を図
    る活動。3.まちづくりの推進を図る活動。4.学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動。5.環境の保全を図る活動。6.災害救援活動。7.地域安全活動。8.人権の擁護又は平和の推進を図る活動。9.国際協力の活動。10.男女共同参画社会の形成の促進を図る活動。11.子どもの健全育成を図る活動。12.情報化社会の発展を図る活動。13.科学技術の振興を図る活動。14.経済活動の活性化を図る活動。15.職業能力の開発又は雇用機会の

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    「ボランティア活動の自発性とボランティア活動を推進するNPOの関係について述べよ。」
    〈ボランティア活動の自発性について〉
     ボランティア活動とは、一体何を指しているのだろうか。ボランティア活動に対するイメージと言えば、「無償で活動する」というイメージを抱く人が大半であろう。もちろん無償で行うこともボランティア活動の大きな特徴ではあるが、例え無償で行っていても自主的に行っていない活動であるならば、それは、ボランティア活動とは言い難い。つまり、ボランティア活動とは誰かにやらされてやるものではなく、自分から進んで行うものであり、それは決して、「ある者がない者にしてあげる」とか、「~のために」「上下関係」などという関り方ではなく、相互に対等な「~と共に」「共に育っていく取り組み(共育)」でもある。
     ボランティア活動の本質は、個人の自由な意思に基づいていることである。この場合の自由とは、活動の選択が強制や義務によるものではなく、個人の心の内から自然に発する自主的・自発的な活動であるといえる。例えば、ドイツやスペインでみられるような「兵役」の代わりに義務として一定期間課せられて従事する障害者や..

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