仏教史2

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    平安時代後期仏教の特質を論ぜよ
     奈良仏教(南都六宗)との違いを示した最澄、空海の登場によってスタートした平安時代の仏教は、当時化外の地域とされた東北地方まで天台・真言の僧が布教の足跡をのばし、日本全域にひろまった。天台宗は最澄のあとの円仁・円珍のころ、密教(台密)が教学の中心となり、東密(真言密教)とともに,平安貴族の厚い帰依と保護をうけた。
     寺院造営や法会や加持祈裳が宮廷貴族社会に盛行し、貴族出身の僧侶が大寺の住持を独占するようになり、平安仏教もしだいに貴族仏教

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    平安時代後期仏教の特質を論ぜよ
     奈良仏教(南都六宗)との違いを示した最澄、空海の登場によってスタートした平安時代の仏教は、当時化外の地域とされた東北地方まで天台・真言の僧が布教の足跡をのばし、日本全域にひろまった。天台宗は最澄のあとの円仁・円珍のころ、密教(台密)が教学の中心となり、東密(真言密教)とともに,平安貴族の厚い帰依と保護をうけた。
     寺院造営や法会や加持祈裳が宮廷貴族社会に盛行し、貴族出身の僧侶が大寺の住持を独占するようになり、平安仏教もしだいに貴族仏教となった。平安中期からは、諸大寺は貴族から寄進された荘園をもつ大領主となり、僧兵という武力をもち、権門と呼ばれて栄えていた。
     そして、平安後期には末法思想の概念により現世利益の追求という目的よりも、死後の救いを説く浄土思想が求められるようになっていく。この浄土思想は、貴族階級のみならず一般庶民にも広まっていったことを含め、平安時代後期の仏教の特質の1つである。またこの時代、密教の普及や朝廷の求心力向上に利用される形で神仏習合が進んでいくことも特質の1つといえる。
     平安後期のわが国では、古代国家の崩壊過程進行に伴い社会・..

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